日本語音声の研究 ４

音声波形は語る　

和泉書院
杉藤美代子　

• 価格: 11,000円（本体10,000円＋税）
• 発行年月: 1997年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784870888623

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書では第１章に林大元国立国語研究所長との対談を、その後には、主に１９６０年代後半からの研究をのせる。第２章は母音が無声化された音節にアクセントがあるという現象を実験資料によって説明し、第３章では、「日本語アクセントの解明」を、第４章では、「おそ下がり」の現象を解明する。どれも、音声波形からの実測によってピッチ抽出を行い、手間暇をかけた研究であるが、その後のコンピュータによる実験の基礎となったものである。

第１章　日本語アクセントの実体
第２章　無声母音とアクセント
第３章　動態測定によるアクセントの研究
第４章　「おそ下がり」
第５章　アクセントと、語音の持続時間
第６章　促音、長音、撥音とアクセント