- 結核の文化史
-
近代日本における病のイメージ
名古屋大学出版会
福田真人
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 1995年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784815802462

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[BOOKデータベースより]
「女工哀史」『不如帰』からサナトリウムの終焉まで。明治維新以降、犠牲者一千万以上という苛酷な現実の一方で、甘美なイメージを喚起した独特な病の文化的位相を解明する。
第1部 結核をめぐる社会と個人(殖産興業と女工哀史;鴎外・コッホ・肺病)
[日販商品データベースより]第2部 結核のロマン化と非ロマン化(肺病のロマン化―『不如帰』とその系譜;子規と肺病患者たち)
第3部 結核と医学(肺病・サナトリウム・転地療養;医学書・療養書と結核予防運動)
明治維新以降1千万人以上の犠牲者を出すという苛酷な現実の一方で、『不如歸』に代表される小説等に描かれ、「上流」「天才」「美人」といった甘美なイメージを喚起した結核という独特な病の、近代日本における文化的位相を、史資料の博捜によって描き出した力作。