整形外科のＭＲＩ診断

金芳堂
平沢泰介　

• 価格: 10,680円（本体9,709円＋税）
• 発行年月: 1994年09月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784765307475

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書ではまずＭＲＩの基礎的解説と整形外科の分野においてＭＲＩ所見の理解に有用と思われる実験結果に重点を置いて解説した。臨床各論ではわれわれが当科、および関連病院において経験した四肢、体幹の疾患を中心に出来るだけ多様な症例を集めて解説し、さらに最後の章では現在発展段階にあるＭＲＩの今後の展望について述べた。

１章　基礎編（ＮＭＲ現象；化学シフト；緩和過程；緩和時間の持つ意味について　ほか）
２章　脊椎・脊髄（頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症；後縦靱帯骨化症、後縦靱帯肥厚症、黄色靱帯骨化症；椎間板ヘルニア；環軸椎亜脱臼　ほか）
３章　肩関節（反復性肩関節前方脱臼；反復性肩関節前方亜脱臼；肩関節前方脱臼―初回脱臼；肩関節外傷性後方脱臼　ほか）
４章　肘および手関節（骨軟骨病変；虚血性変化；絞扼性神経障害；腫瘍　ほか）
５章　股関節（大腿骨頭壊死症；一過性大腿骨頭骨萎縮症；変形性股関節症；股関節結核　ほか）
６章　膝関節（半月障害；靱帯損傷；慢性関節リウマチ；その他の疾患）
７章　足関節および足（距骨のｏｓｔｅｏｃｈｏｎｄｒａｌ　ｌｅｓｉｏｎ、陳旧性足関節外側靱帯損傷；距骨頚部骨折；距骨頚部骨折、内果骨折、距骨無腐性骨壊死　ほか）
８章　骨軟部腫瘍（非骨化性線維腫；内軟骨腫；良性軟骨芽細胞腫　ほか）
９章　将来の展望（高速撮像法；ｃｉｎｅ　ＭＲＩ；３次元フーリエ変換法　ほか）