この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「おすすめ縄文・弥生時代の本」レビューコメント
米作りが日本人のアイデンティティを形成したと本書は論じる。米は弥生時代に日本列島に伝わるが、縄文時代の技術が稲作の需要に役立ったり、米作りはコンピュータに強い日本人の特質も形作ったと本書は記している。改めて稲作文化の日本人への影響を感じた。(どっど/男性/20代)
[BOOKデータベースより]
日本の山河は二度にわたる大土木事業の結果である。先祖たちはいかにして大地に刻みをいれ、今日の山、川、平野を作ってきたのか。『水と緑と土』の著者が米を通して日本の歴史を検証。一滴の水も森林も古墳も、さらにはコンピュータに強い現代人の特質までも米の文化の所産であることを説き、日本人が米作りを放棄すれば環境も文化もアイデンティティも失うと警告する。土木の世界に光を当て、農業の価値を新しい視点から捉え直す。
序章 吉野ヶ里はなぜ滅びたか
1 稲は命の根なり
2 米の文化、古墳
3 列島改造の仕上げ、条里制
4 第二の列島改造
5 技術の秘密、和算
6 木を植える文化
終章 風景を読む