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[BOOKデータベースより]
母が空の上へいって9年。今、3歳の女の子の母親となった。かつての自分のように、娘もまた名画とともにいる。あふれでる愛情で、日々を綴る珠玉エッセー。
万里子とわたしの美術館
思い出の名画(ミレーはなつかしい母の匂い;ムンクの2つの絵;モディリアーニの青い眼;相馬黒光と私;『薔薇』によせて ほか)
絵の中の女性と男性(心うつ女流画家の顔;清方のノスタルジー;寂しげな少女の横顔;ヘンドリッキェと母の顔;ロートレックの微笑;ローランサンの恋;クリムト その優しさの世界 ほか)
美術館ひとり歩き(絵との出会い;安らぎに満ちて;落ち着いた静岡の匂い;夢二の女たち;紅白梅図との再会 ほか)