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[BOOKデータベースより]
懐かしい記憶のように私たちの心に秘められた〈御伽草子〉。様々な変貌を遂げながらも現代にまで語り継がれた中世物語〈御伽草子〉の成立と遍歴を〈話型分析〉によって明らかにする注目の一冊。
第1章 心の領域―御伽草子の本質(はじめに―問題意識;『浦島太郎』―喪失と獲得の物語;『鉢かづき』―如意宝の両義性;隠された神としての如意宝―御伽草子の教訓の本質;おわりに―古典と現代)
第2章 『酒呑童子』論序説―自己否定と自己確認(藤原千方;四天王型への道;目と目が出合う時;酒をめぐって)
第3章 短篇物語論―凝縮された本格的物語(『二十四孝』;『さざれいし』;『七草草紙』)
第4章 御伽草子のめざすもの―反復される如意宝(『御曹子島渡り』―女性の援助;『一寸法師』―本書の総括も兼ねて)