助産婦の戦後

勁草―医療・福祉シリーズ　３０

勁草書房
大林道子　

• 価格: 3,740円（本体3,400円＋税）
• 発行年月: 1989年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784326798636

内容情報

[BOOKデータベースより]

戦後のお産のあり方は変わり、出産介助の主役だった助産婦が見えなくなった。いま助産婦によるお産が世界的に見直されてきている中で、日本の戦後の助産婦の変遷を問う。

第１章　はじめに
第２章　日本産婆看護婦保健婦協会設立
第３章　保健婦助産婦看護法
第４章　保助看法の影響
第５章　占領期の助産婦の諸状況
第６章　瀬木三雄と母子衛生
第７章　日本助産婦会解散（１９４８年）までの推移
第８章　ＧＨＧナースたちの助産婦観とその背景
第９章　受胎調節
第１０章　助産婦会の看護協会からの独立
第１１章　助産婦の新たな状況と助産婦像の変化
第１２章　助産の戦後を顧りみて