- アメリカ素描
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- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 1989年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101152363
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
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井沢ファン
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興味深かった
面白く読んだ。ちょうど著者が米国に行っていた時期、数か月間の短期であったがシカゴに派遣され、時代が重なりうなずくことも多い。日本と違って文化がない人工の国だから、しがらみがなくスクラップ&ビルドが容易なのであり、欧州の文明レベルを凌駕して技術革新を進めてきたということも、もっともかもしれない。著者の感性の鋭さには感心する。しかし人種のるつぼとして調和しているのは表面的なところであり、今でも人種差別は解消されていないとみた方がいいだろう。比較的楽観的な書き方だが好感が持てるし、米国のエネルギーの高さは経済や金融においても強く感じる部分も多い。
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HonyaClub.comアンケート
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
昭和から平成をアメリカで生きた日本の話。(ひおーち/女性/20代)
[BOOKデータベースより]
普遍性があって便利で快適なものを生み出すのが文明であるとすれば、いまの地球上にはアメリカ以外にそういうモノやコト、もしくは思想を生みつづける地域はないのではないか。―初めてこの地を旅した著者が、普遍的で合理的な「文明」と、むしろ不合理な、特定の集団(たとえば民族)でのみ通用する「文化」を見分ける独自の透徹した視点から、巨大な人工国家の全体像に迫る。
私にとっての“白地図”
韓国移民の急成長
労働力という“商品”
文明の中の職人
ベトナム難民の街
オークランドの広場で
「WASP」について
排日問題の原形
アジア特捜隊
英雄待望の国
少数民族「ゲイ」
親切文明
人間という厄介な動物
死んだ鍋のユーモア
フィラデルフィア・資本の論理
危険な都市
アフロ・アメリカン
20世紀は難民の時代
清教徒感覚
黒人英語
ポーツマスにて
弁護士社会
日本研究
私的復讐
人間関係を求めて
独立について
貿易センターからの夕陽
ウォール街
ブロードウェイ雑感
アメリカ的善意