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[BOOKデータベースより]
私であると同時に私ではないという人間の存在の二重性を、見えてくる物の像の変容として表象する〈風景〉の詩学。
はじめに―リルケ『風景について』
1 自然の人間化と人間の自然化―三島由紀夫『潮騒』
2 外に〈出ている己れ〉と自然の関係―和辻哲郎『風土』・ドストエフスキー『罪と罰』
3 踏み出す一歩の意味―リルケ『マルテの手記』
4 〈存在〉するマロニエの根っこ―サルトル『嘔吐』
5 〈事実〉としての心と自然―小林秀雄・吉本隆明『実朝論』
6 夢のなかの風景―埴谷雄高『存在の探究』解説・カフカ『変身』
7 死の予感をとおして見る戦場の自然―大岡昇平『野火』
8 人間の原故郷としての自然―北杜夫『幽霊』
9 美しい文句に似た何物か―プルースト『失われた時を求めて』
10 風景のうえに浮かぶ虚無―梶井基次郎『蒼穹』『闇の絵巻』『筧の話』
11 風景を相手に演じる道化―太宰治『富獄百景』『トカトントン』
12 私を社会化するフロンティア―江藤淳『成熟と喪失』
13 狂気と正気・その間のまなざし―古井由吉『杳子』
14 自然の擬人化の終焉―カミユ『異邦人』とロブ・グリエ『浜辺』
補遺―風景の変容(柄谷行人『風景の発見』;日野啓三『夢の島』;吉本隆明『ハイイメージ論』)