- ヒロシマわが罪と罰
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原爆パイロットの苦悩の手紙
ちくま文庫 あ 7―1
Off limits fu¨r das Gewissen:der Briefwechsel zwischen dem Hiroshima―Piloten Claude Eatherly und Gu¨nther Anders・筑摩書房
ギュンター・アンデルス クロード・イーザリー 篠原正瑛- 価格
- 524円(本体476円+税)
- 発行年月
- 1987年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480021496
























[BOOKデータベースより]
“1945年8月6日、広島の上空で約45分間旋回した後、僚機エノラ・ゲイ号に向けて、私は「準備OK、投下!」の暗号命令を送りました。…”後年、地獄火に焼かれる広島の人々の幻影に苦しみつづけ、“狂人”と目された“ヒロシマのパイロット”と哲学者との往復書簡集。それは、病める現代社会を告発してやまない。ロベルト・ユンクの精細な解説「良心の苦悩」を付す。
未来図の象徴という断罪
原子力時代の最初の犯罪
ボブ・ホープの映画化計画
日本からの多くの手紙
原子兵器反対のリーダーに
平和運動をさまたげる弟
禁止措置はとれないか
クロードは責任回避を拒絶したのです
トランキライザーに参っている
15年目の広島記念日
広島上空で私がしたこと
ポーリング博士を救おう
私信も検閲にかかっている
20世紀のドレフュス事件
ラッセル卿のイーザリー観
僕はけっして勇気を失わない
釈放の日は目前だ
良心の苦悩〔ほか〕