- 貧困の精神病理
-
ペルー社会とマチスタ
叢書・精神の科学 12
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 1986年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000040129
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 人生で後悔しているたったひとつのこと
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年03月発売】
- パンデミックと医薬品供給の法的問題
-
価格:6,600円(本体6,000円+税)
【2025年06月発売】
- やさしさの精神病理
-
価格:990円(本体900円+税)
【1995年09月発売】
- 自閉症スペクトラムの精神病理
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2015年11月発売】
- 発達障害の精神病理 4
-
価格:3,740円(本体3,400円+税)
【2023年06月発売】




























[BOOKデータベースより]
ペルーの首都リマ、その巨大な貧民街に立入った精神科医が見たものは何か。マチスタと呼ばれる男性中心主義の分析を通して、父‐母子間に存在する「貧困の2重構造」とその背景にある特有の精神構造が明らかになった。従来の精神病理学を踏まえた上で新たに工夫された方法論は、ペルー社会の貧困感を抉るのみならず、豊かさの中の貧困感に悩む現代日本人の精神構造を解明するにも有効なものとなろう。
序章 貧困の遠景
1 貧民街の生活(インデペンデンシア区;マチスタの肖像;“聖母達”の肖像)
2 貧困の精神病理(マチスタの性格学;“聖母達”の性格学;家族の力学)
3 階層と貧困(中産階層の諸相;階層とマチスタ)
終章 日本への視座