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[日販商品データベースより]
生活学の先駆者として生涯を貫いた著者最晩年の貴重な話――「塩の道」、「日本人と食べもの」、「暮らしの形と美」の3点を収録した。日本人の生きる姿を庶民の中に求め、村から村へと歩きつづけた著者の厖大な見聞と体験がここにはある。日本文化の基層にあるものは一色ではなく、いくつかの系譜を異にするものの複合と重なりである、という独自の史観が随所に読み取れる本書は、宮本民俗学の体系を知るための最良の手引きとなるだろう。
「宮本先生は稀有のフィールドワーカーであった。山形県の酒田沖にある飛島に調査に行かれた時のことだという。何日か滞在して調査をすませ帰る時、港まで送ってくれた島の人が「先生は調査にきたといったのに、少しも調査しなかったが、良いんですか」と言ったという。「わしは見るものは見、聞くことは聞いて、久し振りに良い調査ができたと喜んで帰ったのだが……」と笑っておられたが、相手には調査をされたと感じさせないような調査だったのであろう。」(田村善次郎「解説」より)
[本書の内容]
I 塩の道
1 塩は神に祭られた例がない
2 製塩法とその器具の移り変わり
3 塩の生産量の増加に伴う暮らしの変化
4 塩の道を歩いた牛の話
5 塩を通して見られる生活の知恵
6 塩の通る道は先に通ずる重要な道
II 日本人と食べもの
1 民衆の手から手へ広がっていった作物
2 北方の文化を見直してみよう
3 稲作技術の広がり方
4 人間は食うためにだけ働いているのではない
5 食糧を自給するためのいろいろなくふう
III 暮らしの形と美
1 環境に適応する生活のためのデザイン
2 農具の使い方にみる日本人の性格
3 直線を巧みに利用した家の建て方
4 畳の発明で座る生活に
5 軟質文化が日本人を器用にした
6 生活を守る強さをもつ美
解 説(田村善次郎)