埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本 2013年版

埼玉県の高校図書館司書が選んだ、
2013年版大賞を発表!!

大賞 『島はぼくらと』 著者:辻村深月
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第2位 『ランチのアッコちゃん』 著者:柚木麻子 柚木麻子さん御本人から、コメントをいただきました! 埼玉の高校生のみなさま、お昼休みをたのしんでください!!普段、しゃべらない同級生としゃべるいいチャンスです。読んでいただきありがとうございます。ほんとうに嬉しいです。 |
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第3位 『目でみることば』 著者:岡部敬史 写真:山出高士 岡部敬史さん御本人から、コメントをいただきました! この本は「借りた写真を使わない」というルールで作りました。それゆえ時間も労力もかかりましたが、だからこそ伝わる面白さがあると思っています。ネットでなんでも「わかる」時代ですが、敢えてやってみることで生まれる驚きや笑いがあることを感じてもらえたら嬉しいです。 |
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第4位 『想像ラジオ』 著者:いとうせいこう いとうせいこうさん御本人から、コメントをいただきました! 十代で読んだ本に自分も大きな影響を受けてきました。その意味では、作者として緊張もし、大変光栄にも思います。どうか多くの高校生の皆さんにとってよい影響になりますよう、私は祈るのみです。 |
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第4位 『昨夜のカレー、明日のパン』 著者:木皿泉 木皿泉さん御本人から、コメントをいただきました! 私たちの書くものは、ちょっと不親切です。人によっては、もっと説明の描写を入れて欲しいと思うかもしれません。でも、それこそが読書の楽しさではないかと思います。かつて、学校の図書室でそのことを教えてもらいました。読みかけの本から目をはなし、窓の外を見ながらぼんやり考える。もう戻れない、今でも大切に思う場所です。そんなところから私たちの本を選んでいただいた、というのがとても嬉しく光栄です。 |
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第6位 『丕緒の鳥』 著者:小野不由美 編集者さんから、コメントをいただきました! 本作は人気シリーズ「十二国記」の12年ぶりとなるオリジナル短編集です。己の担う役割を懸命に全うしようとする男たちの清廉なる生き様を描く全4話。「十二国記」は異世界を舞台にしながらも、我々が体験する葛藤が重なります。苦難を乗り越える姿は、読者にとって勇気となるはずです。 |
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第7位 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 著者:村上春樹 編集者さんから、コメントをいただきました! 司書の方々が「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」に投票してくださったことに、深謝申し上げます。青春期の読書は何よりも大切だと思います。また、少し背伸びした読書というのはとても素敵なことです。本書が高校生の皆さんの心にも響いたら、こんなにうれしいことはありません。 |
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第8位 『駅物語』 著者:朱野帰子 朱野帰子さん御本人から、コメントをいただきました! この本は、「大切な言葉をいつも手元に置いておけるように」という思いでつくりました。猫の写真と一緒に紹介されている言葉は、すべて古今東西の偉人たちが実際に行ってきた習慣が元になっています。何かで悩んだとき、ふとこの本を開いてもらえたら、最高に嬉しいです。 |
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第9位 『人生はニャンとかなる!』 著者:水野敬也、長沼直樹 水野敬也さん、文響社スタッフのみなさんから、コメントをいただきました! この本は、「大切な言葉をいつも手元に置いておけるように」という思いでつくりました。猫の写真と一緒に紹介されている言葉は、すべて古今東西の偉人たちが実際に行ってきた習慣が元になっています。何かで悩んだとき、ふとこの本を開いてもらえたら、最高に嬉しいです。 |
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第10位 『政と源』 著者:三浦しをん 編集者さんから、コメントをいただきました! 本作の主人公は、合わせて146歳の幼なじみコンビ。つまみ簪(かんざし)職人と元銀行員という真逆な2人は、とうぜん性格も考え方も全然違います。でもそんな2人だから面白い! 奇天烈さも情けなさも、年季が入っている分筋金入りです。こんな歳のとり方をしてみたい、と思ってしまうはず? |
