
夏休みの本は、夏休みの間に読書の手がかりとして全国学校図書館協議会が選定した図書リストです。
夏の季節を味わえる図書などを小学校の低・中・高学年、中学校、高等学校のグレードごとに計40冊を紹介しています。
夏休みの読書計画の参考にご活用ください。(※印はノンフィクション)
出典:公益社団法人全国学校図書館協議会
青少年読書感想文全国コンクールの本はこちら
小学校低学年
- あむ
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飼い主のかっちゃんのことが大好きで大好きでたまらない犬、あむ。ある日、かっちゃんは友だちと一緒に海に遊びに行ってしまった。自分もどうしても行きたいあむは自ら首輪をはずし、海に向かう。いつもかっちゃんに言われていることを必死で守ろうとしながら、海を探して歩くが、途中、落ちている魚を食べて、気持ち悪くなったり、足が痛くなったりする。何とか海に辿りついて、かっちゃんと対面し、あむは嬉しさいっぱい。犬好きにはたまらない1冊。
- ゆうなとスティービー
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ゆうなの家は牛を飼っている農家です。ある冬の日生まれた子牛は目が見えません。スティービーと名付けられたその子牛はゆうなが世話をすることになりました。ゆうなが名前を呼ぶと耳を傾け話を聞いてくれるスティービー。ゆうなはスティービーと共に成長していきます。やがて、2年半の歳月がたち、スティービーもりっぱな和牛に育ちました。「明日スティービーを出荷するよ」とお父さんがいいます。そのことばにゆうなは…。──大切に育てられる牛たち、それはおいしく食べてもらうため。お父さん、お母さんの「たくさんの人たちの<食>を支えている誇り」を感じながら、主人公は成長していきます。実際に農業に従事している堀米薫先生でなくては書けない、力強くやさしい物語です。
- 二年二組のたからばこ
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たからくんのおとしものを見つけたら入れておく箱が「たから箱」。たからくんは物を大切にしないからおとしても平気な顔してるって、友だちは思ってる。日直の日、みなが日直箱をとりに行き誰かとぶつかり日直箱の中のプリントが砂まみれになった。もう、たからくんのせいだ!「ごめん、わすれてた」たからくんは日直箱を持ち上げてぴょんぴょん走って行った。「おかしいな」一時間目の前、先生が日直箱をガサガサさぐりだした…。
- 四人のヤッコ
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ヤッコは一人っ子。自分にそっくりな子がたくさんいたら、嫌いな勉強も、ピアノの練習も代わってもらえるのに…と、思ってたら、ある日突然、その願いが叶いました。それもそっくりな子が三人も。でも…。
- はつめいだいすき
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イジーのはつめいするきかいは、びっくりするほどすてきなマシン。でも、しっぱいもしょっちゅう。あるひ、けがをしたカラスとであったイジー。なんとかしてあげたくて、いっしょうけんめいかんがえます。
- とってもなまえのおおいネコ
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はなさき通りのネコは、とってもいそがしい! 3番地で朝ごはん、9番地でお茶、18番地で絵のモデル……行く先々で、ちがう名前で呼ばれています。ある日、ひとり暮らしのマレーさんとネコが出会って……。1匹のネコが人と人をつなぐ暖かな絵本です。
- クルミの森のニホンリス ※
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ニホンリスの自然のすがたが満載!長野県八ヶ岳山麓のクルミの森にすむニホンリスを、何年も密着して撮影した、写真科学絵本です。食事、巣づくり、子育てなど、なかなか見られない自然な暮らしぶりを、たっぷりとお伝えします。四季の移り変わりで変化するクルミの森や、そこで暮らすニホンリスの美しい写真を、やさしい文章で、存分に紹介。長い月日をかけたからこそ撮影出来た、貴重な自然の姿が収められています。
- そらのうえのそうでんせん ※
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安全を守るため、地上500メートルの高さで送電線の点検をする“ラインマン”の仕事を紹介。「えんのしたのちからもち」を描いた絵本です。5さいからおすすめ!
- あむ
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価格:990円(本体900円+税)
【2018年04月発売】
- ゆうなとスティービー
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価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年10月発売】
- 二年二組のたからばこ
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価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2018年11月発売】
- 四人のヤッコ
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価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2018年04月発売】
- はつめいだいすき
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年06月発売】
- とってもなまえのおおいネコ
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価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年04月発売】
- クルミの森のニホンリス
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年06月発売】
- そらのうえのそうでんせん
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価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年12月発売】
小学校中学年
- アチチの小鬼
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ぼくは小学3年生。ぼくのおじいちゃんは最高。おじいちゃんはかっこよくて、おもしろい話をたくさんしてくれる! こわーいねこのおばあさんから逃げだす話や一寸法師になってかわいいお姫さまと出会った話、安全ピンのセールスマンのときに海賊に捕まった話、おばあさんをおんぶしたら女神さまだった話、助けたカラスが恩返しをしてくれた話、そして、おじいちゃんのひいおじいちゃんとひいおばあちゃんの出会いの秘密!!! どれを聞いても、うなる話ばかりだ。
- 消えた時間割
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はじまりは、墨汁が飛びちった時間割だった。そんなのちっとも気にしてなかったのに。わたしの時間割にあった月曜「体育」。本当になくなったんだ。墨汁が消したとおりに。これって、偶然…?そうともいえない。だって、クラス中で不思議なことが起こってる。
- バッタロボットのぼうけん
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ふしぎなロボットにのって、ボルネオからオーストラリア、ニュージーランドまで大自然を冒険する自然科学絵本。お父さんもお母さんもきみも見たことのない動物や昆虫がたくさん登場します。自然科学への好奇心をきっと満たしてくれること間違いなしの絵本です。
- ぼくのなまえはへいたろう
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へいたろうは、自分の名前が好きではありません。クラスの子にからかわれたからです。へいたろうは、いろいろな人に「名前」について話を聞くことにしました。改名のこと、世界の奇妙な名付け、人気の名前などを知ったへいたろうは次に、両親に自分の名前の由来を聞いてみることにしました。自分の名前と向き合う、へいたろう。はたして自分の名前を好きになれるのでしょうか。名前を通して自分自身や家族のことについて考えます。
- こわいオオカミのはなしをしよう
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マイケルはパパのおはなしが大すきです。新しい主人公はメンドリのレインボーと、肉屋の包丁みたいな牙をはやした、こわーいオオカミのウォルドー! ウォルドーはある夜、農家のにわとり小屋からレインボーをぬすんで食べようとしますが……。親子の弾むような会話のキャッチボールと、ゆかいなおはなしがとまりません!
- 「いたいっ!」がうんだ大発明
ばんそうこうたんじょうものがたり -
ジョゼフィーンさんは、なにをやってもぶきようなぶきっちょさん。キッチンをのぞいてみると…いたいっ!うわっ!あつっ!ようし、ぼくがなんとかしてあげよう。アールさんは考えました。そして…。
- きりみ ※
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サケのしおやき、カレイのにつけ、えびフライ、かつおぶし、のり…もともとはどんなすがたでしょう?
- キタリス・ウーと森のお医者さん ※
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けがをして森の獣医師・竹田津先生の元に連れてこられたキタリス・ウー。森に返されたあとも竹田津先生の所にやってきて……。
- バッタロボットのぼうけん
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年06月発売】
- ぼくのなまえはへいたろう
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価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2018年06月発売】
- こわいオオカミのはなしをしよう
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2019年03月発売】
- 「いたいっ!」がうんだ大発明
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価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年12月発売】
- きりみ
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価格:1,485円(本体1,350円+税)
【2018年07月発売】
- キタリス・ウーと森のお医者さん
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価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年11月発売】
小学校高学年
- たまねぎとはちみつ
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小学5年生の千春は、ふとしたことから修理屋のおじさんと知り合う。そのお店には同じクラスの俊太がいた。何かが変わった3人の特別な1年。
- 父とふたりのローマ
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ごく若いころから私はイタリアが好きでした。その古い歴史、政治家、素晴らしい文化遺産を残してくれたダ・ヴィンチやミケランジェロをはじめとする芸術家たち、歴史ある建造物の数々。・・・現代も古い建物の間を現代的な車が走っています。下町と呼ばれるあたりからは、飾らないおばちゃんたちの歯切れのいい早口の言葉が聞こえてきます。そんな私の心の中に一人の少年が住み着いたのはいつの頃だったでしょうか?少年は育ち一人歩きをはじめ、やがて、ローマで父と出会います。それがこの物語です。
- いつか、太陽の船
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宮城県・気仙沼で大地震にあった海翔は、家族みんなで北海道・根室に移住した。根室は漁港、サンマの街だ。造船業を営む両親は、出会った人びとに支えられ、ここ根室で再出発をはたした。津波の記憶は今も海翔を苦しめる。別れ別れになった友だち、近所のおばさん。そして、海翔の腕から飛び出し走り去ってしまったスパナ――。
- ソロモンの白いキツネ
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心を閉ざした12歳の少年と、罪の意識にとらわれ続ける父。白いキツネに導かれ、故郷アラスカへと向かうが、そこには……。自分の本当の居場所を見つけるまでの旅の物語。
- 明日のランチはきみと
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インドから転校してきた自信家のラビと、自分に自信がなく消極的なジョー。ちがう国で育った性格も正反対なふたりの少年による最低で最高な一週間。
- 野菜を守れ!テントウムシ大作戦 ※
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害虫のアブラムシをやっつけようと、高校生が始めた「テントウムシ大作戦」。それは、一時的にはねが開かないようにして、畑にとどめるユニークな方法でした。そんな彼らに、次々とふりかかる難問―。飛ばないテントウムシは、農薬の代わりになれるのでしょうか。食べものと農業、いのち、環境のいまとこれからについて考える食農ノンフィクション。
- クジラのおなかからプラスチック ※
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まったなし!海のプラごみ汚染。このままでは2050年に海の魚の重量を上回るともいわれるプラスチックごみ。いま、世界がもっとも注目する環境問題がよくわかる!
- キリンの運びかた、教えます
電車と病院も!? ※ -
岩手から、東京へお嫁に行くことになったキリンのリンゴ。キリンをのせたトラックが、深夜の高速道路を走る!/日本でつくられた866両の鉄道車両を、イギリスまで運べ! いくつもの作業チームが困難に立ち向かう巨大プロジェクト/治療を続けながら、新しい病院へ移転する。ひとつのミスも許されない、命によりそう病院の引越し。「運ぶ」プロたちの仕事を描いた3つのお話を収録。
- いつか、太陽の船
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2019年03月発売】
- ソロモンの白いキツネ
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価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年10月発売】
- 明日のランチはきみと
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価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2018年10月発売】
- てんとうむし大作戦
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年11月発売】
- クジラのおなかからプラスチック
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価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年12月発売】
- キリンの運びかた、教えます
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価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年06月発売】
中学校
- 天使のにもつ
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「頼んでまでして、なんで仕事しなきゃなんないの?しかもタダで」そんな中学2年・斗羽風汰が職場体験先に選んだのは、保育園だった。「子どもと遊んでりゃいいってこと?ありかも」本当に大丈夫なのか、斗羽風汰。
- 天地ダイアリー
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木下広葉、潮風第一中学校一年A組、栽培委員会。上層、中層、下層。スクールカーストのなかで、ぼくも栽培委員会も下層だ。そしてぼくは、マスクをしないと、家から出られない…。
- マレスケの虹
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第二次世界大戦期のアメリカ・ハワイ。日系二世の少年マレスケは、よろず屋を営む祖父の元で貧しくも平和に暮らしていた。だが、1941年12月、日本軍による真珠湾攻撃を境に環境は激変してしまう……。
- 風がはこんだ物語
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故郷を追われ、新天地をめざす旅人たちを勇気づけたのは、1頭の誇り高き白馬だった……!すべてを失い、難民となった人々を明るく照らす小さな希望の物語。
- 子犬たちのあした
ロンドン大空襲 -
1940年、ロンドンで空襲が始まった。妊娠している犬のミスティは、爆撃におびえ、家から逃げ出して地下鉄の駅に逃げこみ、そこで2匹の子犬を産んだ。一方、ミスティを探す飼い主の少女エイミーは、動物愛護団体のメンバーと知り合い、犬の訓練に興味をもつようになる。賢い犬は、災害時の探索救護に役に立つはずだ…。地下鉄の駅で生まれた2匹の犬の成長を縦糸に、空襲下に生きるロンドン市民たちの日常を横糸に綴る、新たな視点の戦争児童文学。
- 泥
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その学校は、立ち入り禁止の森にかこまれていた。森には、人知れずサンレイ・ファームという農場がある。クリーンなエネルギーを育てているらしい。学校で、森で、農場で、少しずつ、少しずつ、なにかが起きている予感が…。近未来パニック小説?!
- ヒロシマをのこす
平和記念資料館をつくった人・長岡省吾 ※ -
日本国内はもとより、全世界から人々が訪れる『広島平和記念資料館(原爆資料館)』。原爆のむごさを今に伝え、「ノーモア・ヒロシマ」を静かに訴えかける、その博物館は、ひとりの男の執念と努力によって誕生した―。広島平和記念資料館の誕生秘話、そして、初代館長の知られざるエピソード。初めての書籍化。
- これからを生きる君へ ※
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医学部を目指して3浪、そして…天皇陛下の執刀医へ!!どうすれば心が折れないのか?「ブレない軸」の作りかた。「ピンチをチャンスに!」
- ヒロシマをのこす
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年07月発売】
- これからを生きる君へ
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価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2019年03月発売】
高等学校
- キリの理容室
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神野キリ、20歳。夢は理容師になって人気店を開くこと。自分と父親を捨てて男と出ていった理容師の母親を見返すため、理容専門学校を卒業したキリ。千恵子が一人で切り盛りする理容店で修業することになるが、雑用ばかりの毎日。幼なじみの淳平は毎日のように実家に来るし、理容学校の同級生のアタルの存在も気になり始めて――。衰退産業だなんて言わせない、床屋さん業界に理容女子が革命を起こします!
- 風に恋う
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突然部長に指名された一年生男子。嫉妬、大学受験、ブラック部活問題を乗り越え、全日本へ行けるのか!?吹奏楽感動長編。
- 日の出
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明治末、13歳の清作は徴兵から逃れ故郷を飛びだす。一方、清作を曾祖父にもつ現代の女子大生・あさひは、教師を目指し猛勉強中だった…。時代をへだてたふたりの希望の光が、小さく輝きはじめる。
- ぼくたちは幽霊じゃない
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ヴィキは、母と妹とともに、政情不安なアルバニアから対岸のイタリアへと、命がけで海を渡った。ところが待っていたのは、泥地のバラック生活。それが不法移民の現実だった。どんな困難にも負けず、学校に通って新しい人生を切り開こうとする少年と家族の物語。
- 南極ではたらく
かあちゃん、調理隊員になる ※ -
平凡な主婦の料理と生き方を変えた1年4ヵ月の南極暮らし。一念発起して南極にチャレンジして発見したエコロジカル&サスティナブルに美味しく楽しくエネルギーを循環させる知恵!!「悪魔のおにぎり」ほか特別レシピ付き。
- 小笠原が救った鳥
アカガシラカラスバトと海を越えた777匹のネコ ※ -
「生息数は小笠原全体で30羽程度とみられている」と報じられたアカガシラカラスバト。この国指定天然記念物で絶滅危惧種の美しい幻の鳥は、人間が持ち込んで野生化したノネコなどによって絶滅の淵に追い込まれていた。そのことを知った小笠原の野生動物研究者らが起ち上がり、住民、獣医師、行政そして国を巻き込んだ保護活動を推し進め、絶滅の危機から救おうとする物語。
- 紛争地の看護師 ※
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世界の悲しみから眼を背けてはならない! シリア、イラク、イエメン、パレスチナ、南スーダンほかに8年間で17回派遣。砲弾が飛び交うなか、市民に寄り添い続けた「国境なき医師団」看護師による生と死のドキュメント。
- 天文学者が、宇宙人を本気で探してます!
地球外知的生命探査‹SETI›の最前線 ※ -
日本でも数少ない「宇宙人探し」(=SETI)の専門家であり、第一人者である著者による、宇宙人探しの本。地球外生命探査の近年の飛躍的な発展によって、宇宙関連で今最も注目される分野である。「宇宙人探し」を世界的にもリードする著者による、研究の動機、挫折、そしてやっとたどり着いた大発見など、感動と驚きの連続の書!宇宙好き必見!
- 日の出
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価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2018年05月発売】
- ぼくたちは幽霊じゃない
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価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2018年11月発売】
- 紛争地の看護師
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価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年07月発売】
- 天文学者が、宇宙人を本気で探してます!
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価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2018年04月発売】