- 無知の壁
-
「自分」について脳と仏教から考える
サンガ新書 062
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2014年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784905425182
[BOOKデータベースより]
著書『バカの壁』で「脳は知りたくない情報を遮断する」という事実を大胆に指摘し、新著『「自分」の壁』で「『自分探し』なんてムダなこと」と喝破する解剖学者・養老孟司氏。この「壁」の議論をさらに深めていく、初期仏教・アルボムッレ・スマナサーラ長老との対話。聞き手・釈徹宗氏の卓越した問いで、解剖学者が考える「バカ」と仏教の「無知」の共通点が明らかになり、知者の意見が一致する。「本当の自分」なんてない!
第1章 「自分」という壁(解剖学者の「バカ」と仏教の「無知」;意識は行為の後からやってくる ほか)
第2章 「死の壁」と「世間の壁」(「私」と「死」と「葬儀」;「死」は「生」のためのもの ほか)
第3章 「自分」の解剖学(自分のつくり方;「私」とは蜃気楼 ほか)
第4章 「転換」は克服のコツ(知れば「嫌」は克服できるか;「嫌」が治る場合、治らない場合 ほか)
第5章 信仰より智慧で自分を育てる(人は何かを信じてる;信仰は人生の手すり ほか)
問題が太刀打ちできないほど大きくなってしまうのは、私たちの心が「自我の錯覚」という病にかかっているから。解剖学者と初期仏教長老が実践する「自分」をはずして、楽に生きるための智慧。
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養老孟司先生とスマナサーラ長老が語り合った対談書です。かねてから仏教は、「自分とは、本当は存在しないものである」と言っており、養老先生が注目する「自分」の問題を、克服する術を持っているのです。