- もののけ侍伝々京嵐寺平太郎
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- 価格
- 713円(本体648円+税)
- 発行年月
- 2011年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784863891272
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
既刊では江戸が舞台だが次回より三次藩に舞台が移るようだ。三次出身の作者が描く新「稲生物怪録」といえる。作者の郷里三次の国道184号線に「京蘭寺」という交差点(三叉路)がある。本作の主人公は京嵐寺。「京蘭寺」と見間違い、これは地元出身者の作品だろうと手に取ると、これが痛快な妖怪(もののけ)退治の物語。まさに現代によみがえった新「稲生物怪録」と言うべきか、佐々木版「稲生物怪録」という時代物。(にぃさん/男性/40代)
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toto
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エンターテイメント小説でした。
主人公のモデルは、広島県三次に実在した人物。水木しげる先生も知らなかった妖怪が登場し、三次へ視察に訪れた逸話もあり、興味深い。
この本は江戸に出た後日談(空想)となっているが、短編が後日談へと連鎖する形式。登場人物(妖怪)に個性的魅力があり、読み物として楽しめた。
時代小説に興味は無かったが、しゃばげ・僕僕先生シリーズが好きな人は楽しめるはず。
[BOOKデータベースより]
一七五二年、江戸の町では旗本や大名家の姫が攫われる怪事件が相次いだ。広島藩の江戸下屋敷でのんきに暮らしていた京嵐寺平太郎は、突然、幕府の命を受けて怪事件解決に乗り出す羽目に。しかしその裏には徳川幕府に怨念を抱く僧侶の影が…。故郷の備後三次から連れて来た大飯喰らいの三つ目入道や色仕掛けで男を罠にかける白狐のおきん、天下無敵の“妖刀茶丸”など、仲間の妖怪たちと力を合わせ、江戸に起きる怪事件に立ち向かう本格派もののけ時代小説!シリーズ第一弾。