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[BOOKデータベースより]
一九六〇年代から徐々に広がり始め、七〇年代から八〇年代にかけて普及したビデオ。放送技術、教育、音楽、アニメ、レンタルなどの事例からビデオの様々な受容のありようを掘り起こし、ビデオが私たちの映像経験にもたらしたインパクトを明らかにする。
序章 ビデオのメディア論に向けて
第1部 ビデオのメディア考古学(放送技術からニューメディアへ―一九五〇‐六〇年代における「ビデオ」概念の拡張;ビデオにおける「教育の場」と「見ること」―一九六〇年代後半‐七〇年代の業界紙「ビデオジャーナル」にみる普及戦略を中心に)
第2部 ビデオの社会的受容(放送番組の保存と所有をめぐる系譜学―一九七〇‐八〇年代の音楽ファンとエアチェック文化;「ビデオが普及すること」が作り出すファン経験の変容過程―一九七〇‐八〇年代のアニメ雑誌を素材として;レンタルビデオ店という文化装置―店舗の大規模化を介した旧作ソフトの価値転換;ビデオのその後と現在;ビデオとは何か?―その基本的な特徴と歴史)
1960年代以降から広がり始め、70年代から80年代にかけて爆発的に普及したビデオ。放送技術、教育、音楽、アニメ、レンタルなどの事例から、私たちの映像経験を大きく変えたビデオの受容過程とその社会的な意義、そして忘却されたビデオの可能性を掘り起こす。
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