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[BOOKデータベースより]
「戦争」と「平和」の語り方はどのように「更新」していくことが可能か?保守の「安全保障論」vs革新・リベラルの「9条護憲論」がもたらしたものとは―『核と日本人』(中公新書)が話題となった新進の歴史社会学者による意欲作。
第1章 「平和」と独立―敗戦・占領から六〇年安保まで(敗戦から憲法制定まで;憲法九条の受容 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「平和」の分離―一九六〇年〜七三年(「平和」の保守化;「現実主義者」高坂正堯の登場 ほか)
第3章 「平和」の安寧―一九七三年〜八九年(豊かさのなかの「平和」;「平和学」の誕生 ほか)
第4章 「平和」の消失―一九八九年〜(転機としての一九八九年;湾岸戦争の勃発と自衛隊をめぐる議論の開始 ほか)
中島岳志氏、開沼博氏が推薦!
「平和」は、なぜ口にするのが気恥ずかしい言葉になったのか。それは「平和」と対になる「戦争」に、明確なイメージを持ちにくくなったこととも関係している。記憶の風化に加え、対テロ戦争に象徴されるように戦争そのものが変質しているなかで、「平和」という言葉も「戦争」という言葉も、機能不全を起こしているからである。
では現在、その語り方をどのように「更新」していくことが可能か。石原慎太郎、色川大吉、江藤淳、大江健三郎、大塚英志、小田実、高坂正堯、小林よしのり、坂本義和、SEALDs、清水幾太郎、鶴見良行、西部邁、野坂昭如、福田恆存、丸山眞男、三島由紀夫、山口瞳、吉田茂……。本書はそのヒントを探るために論壇での議論に重点を置きつつも、文学やポピュラー文化にまで視野を広げ、戦後日本「平和論」の正体に迫る。
第一章「平和」と独立 敗戦・占領から六〇年安保まで
第二章「平和」の分離 一九六〇年〓七三年
第三章「平和」の安寧 一九七三年〓八九年
第四章「平和」の消失 一九八九年〓