- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
[BOOKデータベースより]
イギリスの情報機関が徹底監視の対象として“個人ファイル”を作った唯一の日本人武官…なぜ彼は、各国のスパイたちと「情のつながり」を築けたのか。連合国が恐れた情報士官小野寺信の流儀。
序章 インテリジェンスの極意を探る
第1章 枢軸国と連合国の秘められた友情
第2章 インテリジェンス・マスターの誕生
第3章 リガ、上海、二都物語
第4章 大輪が開花したストックホルム時代
第5章 ドイツ、ハンガリーと枢軸諜報機関
第6章 知られざる日本とポーランド秘密諜報協力
第7章 オシントでも大きな成果
第8章 バックチャンネルとしての和平工作
イギリスの情報機関、MI5が徹底監視の対象として“個人ファイル”を作った唯一の日本人武官がいた。第二次世界大戦時にストックホルム駐在武官を務め、ポーランドやバルト三国、ドイツの情報士官たちと「情(なさけ)のつながり」を結んで深奥部に迫る秘密情報を数々手に入れ、連合軍側から「枢軸国側諜報網の機関長」と恐れられた男――小野寺信である。小野寺は、独ソ開戦や、アジアでの英軍の動き、さらに原爆開発情報など、様々な重要機密を探り当てていた。さらに、ヤルタ会談の直後には、ソ連がその3カ月後に対日参戦をするという情報まで掴んでいたのである。なぜ彼は、欧州の地で価値ある情報を入手できたのか。それは、小野寺が多くの人々と誠実な人間関係を結んだからこそだった。さらに、彼が心底からの愛国者であったことが、他国の愛国者からも信頼される要因となったのである。日本人として誇るべき一人の情報士官の生き方に迫る、感動の書。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 第二次大戦、諜報戦秘史
-
価格:990円(本体900円+税)
【2021年09月発売】
- 消えたヤルタ密約緊急電
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2012年08月発売】
- 緑十字機決死の飛行
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2017年06月発売】
第二次世界大戦で「枢軸国側諜報網の機関長」と恐れられた日本軍人がいた! なぜ、それほどの活躍ができたのか。その秘密を解き明かす。