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- 池上彰のマンガでわかる経済学 1
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経済のしくみ編
日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
池上彰 北田瀧 松浦まどか- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2018年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532357795
[BOOKデータベースより]
頼りない二人の新入社員の仕事の駄目さ加減を描いたマンガを笑ってみているうちに、身の回りの経済を学んでいく構成。経済学の基礎に関する文章部分で詳しく経済学を学び、需要と供給という経済の基礎から始め、アダム・スミスやカール・マルクス、ケインズ、フリードマンなど経済学者の学説を知る。
1 金は天下の回りもの―経済とは何だろう?
2 お金はなぜお金なのか―貨幣の誕生
3 世界に影響を与えた4人の経済学者
4 貿易が富を増やす―比較優位
5 インフレとデフレ―合成の誤謬
◇2012年に刊行した『池上彰のやさしい経済学1 しくみがわかる』をベースにしたマンガ版。
◇基になっている単行本は、実際に大学で行われた経済学の基礎講座をベースにしており、経済学とは縁遠い学生にも理解できるようにやさしく解説している。マンガ版では、この講義のエッセンスを抜粋しながら、オリジナルストーリーのマンガを展開していく。
<ストーリー> 安西啓太(23)と中江このみ(23)は、中堅クラスの広告代理店に勤務している。二人とも同じ大学を卒業し、同期で入社2年目になる。啓太は営業、このみはクリエイターだ。二人はコンビで主に新規クライアントの開拓をしているが、成績はパッとしない。啓太はお調子者で、適当な性格なので、なかなかクライアントの信頼を得ることができない。一方、このみは強気で広告センスはあるのだが、クライアントの意向をうまく汲むことができない。
ある会社のパンフレット作りの打ち合わせに行くと「機会費用」や「先行指数」といった経済用語が出てきたが、啓太は、例によってわからなくても適当に返事をしていた。「キミね。わからないならわからないといいなさいよ」とバレて大恥をかくことになる。このみもフォローできない。このみはある大学の教養講座で池上彰が経済学の講義をしていると知り、「あんた、悔しくないの!? あんな大恥かかされて」と啓太を強引に誘って第一回目の講義を聴講することになる。
「経済学とは金儲けのための学問ではないんですね。では何かといいますと、資源の最適配分を考える学問なんです」という池上彰の講義に、初めは乗り気でなかった啓太だったが、経済に興味を持つようになる。そして、次にその会社へ出向いたときは、啓太もこのみも、きちんと受け答えができるようになっていた。
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