- 一橋ビジネスレビュー 63巻2号(2015 AUT.)
-
日本発の本格的経営誌
ファミリービジネスその強さとリスク
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2015年09月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784492820674
[BOOKデータベースより]
ファミリービジネスの理論―昨日、今日、そしてこれから
日本のファミリービジネス研究
ファミリービジネスと戦後の日本経済―上場企業のデータから見えてくる日本のファミリービジネスの姿
ファミリービジネスの発展成長とガバナンス
ファミリービジネスの強みと課題―解決策としての家族憲章とファミリーオフィス
世界最古の企業金剛組の叡智に学ぶ―伝統産業のビジネスシステムから見た長期存続の条件
消耗品収益モデル
自分の技術や仕事で、世の中の人に貢献できるものを創ろうという高い志を持つべき
オリンパス―胃カメラとファイバースコープの開発
ジェイアイエヌ―眼鏡業界におけるSPA事業モデル〔ほか〕
経済の原動力のけん引車は多国籍企業だというイメージが強いようですが、主要産業国においてファミリー企業による付加価値や雇用の創出への貢献度は決して小さくないといいます。特に、日本は、その貢献度が大きいファミリービジネス大国であり、高い業績パフォーマンスを続ける長寿企業が多いといわれています。それにもかかわらず、日本におけるファミリービジネスの研究は発展途上の状況です。本特集のねらいはまず、日本のファミリービジネスの研究を整理し、考察することによって、今後の研究の方向性を示すことです。世界最古の企業といわれる金剛組の研究や日本のファミリービジネスの業績優位に関する実証研究結果から日本のファミリービジネスの強さの要因を分析し、その一方で抱えるリスクへの対処方法としてのファミリービジネスのガバナンスのあり方について議論を展開します。
特集の編者は一橋大学イノベーション研究センターの軽部大と米倉誠一郎。主な執筆者は淺羽茂(早稲田大)、大澤真(株式会社フィーモ)、奥村昭博(静岡県立大)、曽根秀一(静岡文化芸術大学)、長谷川博和(早稲田大)、ウィワッタナカンタン・ユパナ(シンガポール国立大)。
インタビューコーナーでは、2015年1月に社長を退任され、長男の旭人新社長に経営を託した株式会社ジャパネットたかた創業者である高田明 株式会社 A and Live 代表取締役が登場。
ビジネスケースでは、内視鏡業界をリードし続けるオリンパスと、眼鏡業界においてSPA事業モデルを展開するジェイアイエヌを取り上げます
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