- 一橋ビジネスレビュー 62巻2号(2014 AUT.)
-
日本発の本格的経営誌
ベンチャーとIPOの研究
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2014年09月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784492820636
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2013年はリーマンショック以降続いたIPO低迷期の底から脱するターニングポイントとなった年だったと考えられます。2014年上期も回復基調は継続しているようです。安倍政権が2014年6月に公表した「日本再生戦略 改訂2014」で「産業の新陳代謝とベンチャーの加速化」を政策の柱の1つに位置づけたことや大手企業のコーポレート・ベンチャー・キャピタルによる社外ベンチャー投資を通じてイノベーションを起こす動きが活発していることなどは、「またブームで終わる」という市場関係者の不信感を払拭するものと考えられます。一方で、依然として、IPOを行う企業数がアメリカに比べると少ない、IPO後に高い成長を実現できる企業は必ずしも多くない、といった課題もあります。本特集では、このようなベンチャーとIPOをめぐる論点について、研究者、ベンチャーキャピタリスト、証券取引所関係者や政府政策担当者の方々も交えて議論を展開します。特集の編著者は野間幹晴(一橋大学)、そのほかの執筆陣は、石井芳明(経済産業省)、清田瞭(東証社長)、忽那憲治(神戸大学)、山本一彦(クラシック・キャピタル・コーポレーション)、渡邉佑規(SMBCベンチャーキャピタル)が務めます。ビジネスケースでは、市場調査(ネットリサーチ)業界とパナソニックを取り上げます。また、ユーザベースの梅田優祐代表取締役とグロービス・キャピタル・パートナーズの仮屋薗聡一マネージング・パートナーを招き、米倉誠一郎教授との鼎談を掲載します。