[BOOKデータベースより]
世界のトップリーダーにとって、グローバルな会議でのスピーチの場は、一国の将来を背負った、まさに「戦場」であり、彼らは、その戦いに勝つための「高度な話術」を身につけている。本書では、ダボス会議やTED会議などのメンバーとして、その姿を間近で見てきた著者が、「人格」「位取り」「胆力」「演技力」「観察力」「対話力」「振る舞い」「発声」「余韻」「思考」など、一般には語られることない、トップリーダーたちの「15の話術」を紹介する。
世界のトップリーダー二五〇〇名が鎬を削るダボス会議という場
プロフェッショナルの世界では、言葉を発する前に勝負が決まる―「言葉を超えたメッセージ」の戦い
社会貢献家としての人格で壇上に立つビル・ゲイツ―語るテーマで「人格」を選ぶ
当意即妙に聴衆に語りかけるブレア・イギリス元首相―聴衆の「無言の声」に耳を傾ける
一瞬で場を制したサルコジ・フランス大統領―「胆力」で聴衆を呑む
聴衆の不評を買ったメドベージェフ・ロシア大統領―「位取り」を過たない
鮮烈なデビュー戦を飾ったキャメロン・イギリス首相―「聴衆との対話」で勝負する
ボディ・ランゲージで敗れたプーチン・ロシア首相―「一挙手一投足」もメッセージとする
「思想的リーダー」を演じる温家宝・中国首相―「歴史」や「思想」を堂々と語る
リラックスして人を惹きつけるクリントン・アメリカ元大統領―「自然体」という究極のスタイルで語る〔ほか〕
プロフェッショナルの世界では、言葉を発する前に、勝負が決まる。世界レベルの論戦とはどんなものか。ダボス会議GACメンバーの著者がトップの技を伝授する。「戦いとしての話術」を学ぶ。
ダボス会議は世界の指導者が集う争いの場。世界レベルの論戦とはどんなものか。ダボス会議GACメンバーの著者がトップの技を伝授。