- 虎の城 上(乱世(らんせ)疾風編)
-
長編歴史小説
祥伝社文庫 ひ6ー14
- 価格
- 1,026円(本体933円+税)
- 発行年月
- 2007年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784396333782
[BOOKデータベースより]
戦国動乱の最中、鋭い眼で世を見据える青年、藤堂高虎は、巨躯を生かした槍働きで立身出世の夢を抱いていた。自らの実力に正当な評価を求め主を転々とする高虎だったが、運命の主君羽柴秀吉の弟・秀長に見出される。算用や築城術などを秀長に学び、その名声を徐々に高めていく高虎。だが秀吉の下で頭角を現わす宿敵・石田三成がその行く手を阻む…。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 八丁念仏
-
価格:814円(本体740円+税)
【2025年06月発売】
- 迷い牛
-
価格:814円(本体740円+税)
【2024年11月発売】
- うぽっぽ同心十手裁き 狩り蜂
-
価格:792円(本体720円+税)
【2024年12月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「日本列島 本の旅」レビューコメント
高虎は生涯のうち何度か君主を変えている、世間からは「風見鶏」「裏切り者」と評されてはいるが実は人を裏切ったり信義にはむくような行動はいっさいしていないことはこの書や他の書でも明白である。高虎の生きた時代は戦国乱世時代の終焉にさしかかっているころで武辺者(戦で首を幾つ奪ったか等を誇りにする武士)よりも頭脳、知能等総合的な能力が求めれれた時代を生き抜いてきた武将である。とくに築城に対しての能力はすばらしく手掛けた城は、和歌山城、伏見城、江戸城、駿河城、亀山城、津城、伊賀上野城(白鳳城)等名城ばかりである。秀吉死後徳川側に付き明智光秀率いる西軍と対峙し勝利する。時代の先を読み切り己の変革を見事に遂げて男の物語である。(高蔵寺のみきちゃん/男性/60代以上)