
- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 地震と文学
-
災厄と共に生きていくための文学史
笠間書院
前田潤
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784305708106

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
漱石のいない写真
-
前田潤
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2019年05月発売】
-
保田與重郎の文学
-
前田英樹
価格:14,300円(本体13,000円+税)
【2023年04月発売】
-
批評の魂
-
前田英樹
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2018年03月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
災厄とはそもそも何なのか。災厄の前に現れ出る自己とは何か。災厄そのものの淵源を大きく問いつつ、村上春樹、小田実等の震災文学から根源的に迫ろうとする。また、災厄の痕跡として、関東大震災直下の連載小説を読み解きながら、現在を照らしてゆく。災厄を文学から思考する野心的な書。
第1部 災厄の起源―文学を通じて考える意味と可能性(「災厄」を引き起こした「わたし」とは何者か;共同性―宙吊りの「わたし」と分有の思考;表象―鏡像としての「震災」;主権―例外状態と災厄の恒常性)
[日販商品データベースより]第2部 災厄の痕跡―現在を照らす関東大震災直下の連載小説(「震災と文学」から直下の連載小説へ;中村武羅夫「群盲」の亀裂―ある造船争議の結末;震災モラトリアム(支払延期令)直下の商魂―村上浪六「時代相」の実験;菊池寛と婦人雑誌の被災―舞台焼失の後始末;震災と新聞小説挿絵―竹久夢二の「眼」;直下の連載小説から「文学の震災」へ)
災厄とはそもそも何なのか。災厄の前に現れ出る自己とは何か。災厄そのものの淵源を大きく問いつつ、村上春樹、小田実などの震災文学から根源的に迫ろうとする。災厄を文学から思考する野心的な書。