- あかね空
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- 価格
- 847円(本体770円+税)
- 発行年月
- 2004年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167670023
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
江戸の下町、人情話です。泣けました。(コンチャン/男性/30代)
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直木賞受賞作
親子2代に渡る豆腐屋の物語。この人は魅せ方が非常にうまい。京都で豆腐の修行をした男が江戸にやって来るのだが、その男の作る豆腐は江戸のものと比べれば段違い、のはず。しかし、その豆腐、さまざまな邪魔が入ったりと中々真価が発揮されない。大技が決まりそうで決まらない戦いを見ているかのようなもどかしさ。序盤で既に引き込まれてしまう。そうしてその男が所帯をもち、息子達の代へと話は続く。父の技は子へと受け継がれ、また波乱が生まれる。後半の展開は、家族のあり方を深く考えさせられる。話のテンポも良く、波乱が多くもラストまで心地よい物語である。
[BOOKデータベースより]
希望を胸に身一つで上方から江戸へ下った豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみ。やがて夫婦となった二人は、京と江戸との味覚の違いに悩みながらもやっと表通りに店を構える。彼らを引き継いだ三人の子らの有為転変を、親子二代にわたって描いた第126回直木賞受賞の傑作人情時代小説。