- 棄霊島 上
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- 価格
- 639円(本体581円+税)
- 発行年月
- 2009年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167666125
[BOOKデータベースより]
九州へと向かうフェリーで、光彦と出会った元刑事の後口が、静岡の御前崎の海岸で死体となって発見された。彼は、三十年前に、長崎・軍艦島で起きた連続変死事件を追っていた。光彦は、後口の足跡を辿るうち、娘が暮らす長野の松代で出会った人物に興味を抱いていたことを知った。浅見光彦、百番目の事件は、手ごわすぎる。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
浅見光彦シリーズは毎作品日本中のいろいろな舞台を揃えて展開されている。殺人事件の作品としてなので紀行文とは趣が違うが、日本の美しい情景の描写が巧みで美しい景観を容易に思い描くことができ、楽しみにしている。棄霊島は長崎県の通称軍艦島と呼ばれる端島がメインの舞台だが、その端島を長崎半島の香焼から眺めるという部分は紀行作品としても秀逸に思える。メインの舞台は主に長崎県で、五島列島をめぐる部分が描かれている。事件は御前崎で発生、事件の発端が長野の松代で、事件解決の鍵は敦賀と各地の情景が綴られている。旅がこの作品の人気を支えていると思う。ところがこれがテレビになると、全く違う舞台に変えられることがある。このあとの作品は淡路島がメインの舞台だが、それも変えられるかと思うとテレビは見ない方がよいのかもしれない。(joe montana/男性/50代)