- 翔ぶが如く 3 新装版
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- 価格
- 726円(本体660円+税)
- 発行年月
- 2002年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167105969
[BOOKデータベースより]
―西郷と大久保の議論は、感情に馳せてややもすれば道理の外に出で、一座、呆然として喙を容るるに由なき光景であった―。明治六年十月の廟議は、征韓論をめぐって激しく火花を散らした。そして…西郷は敗れた。故国へ帰る彼を慕い、薩摩系の士官達は陸続として東京を去ってゆく―内戦への不安は、現実となった。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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井沢ファン
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圧巻
西郷隆盛が維新政府から、征韓論ではなく遣韓使として却下されたため、政権から離脱し、鹿児島に戻るまでの内容。大久保利通との対立や川路利良、桐野俊秋、山形有明などの動きなどが説明されて興味深い。また、黒田清隆は政権に貢献しているにも関わらず不人気だった理由として、酒乱で妻を殺害したことなどは意外だった。また、西郷隆盛の仁徳が異常に高く、もしその当時のできたばかりの維新政府と薩摩藩とが戦ったら薩摩藩に軍配が上がるという状況も想像を超えている。内容が濃いため読むスピードが遅くなったが圧巻であった。