- 何もなくて豊かな島
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南海の小島カオハガンに暮らす
新潮文庫 さー36ー1
- 価格
- 524円(本体476円+税)
- 発行年月
- 1998年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101372211

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
初版で読んで、感動。すぐにカオハガン島へ。すてきな島でした。結局5回行きました。あれからもう13年。みんな元気かなぁ。
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HonyaClub.comアンケート




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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
溢れるほどのモノに囲まれた、便利で刺激的な現代の生活。
目から、耳から、TVを、ポスターを通じて次々と流れ込む、新商品の売り込み。
何かを手に入れても、ついまた次のモノを手に入れたくなってしまう。
そのために働き、先を争うように動き回り、情報を手に入れなければ取り残されるかの様な焦りに突き動かされる毎日。
しかし、それが本当に「豊か」なことなのだろうか。小さな無人島を手に入れ、住民と共に潮風に吹かれて暮らす著者の日々からは、その問いに対する答えの一つの形だと思う。
(you/男性/40代)
























[BOOKデータベースより]
周りは青い珊瑚礁に白い砂。風の音と海鳥の声が耳に心地よい。ああ、今日も予定は何もなし。椰子の木陰でまたひと眠りだ―。セブ島の沖合にある小島・カオハガンと運命的に出会った著者。退職金で島を買い、350人の島民と共に暮らす生活が始まった。最新情報や便利なモノは何一つないが、美しい自然の中でゆったり人生を楽しむ人々。人間の幸福や豊かさとは何かを問いかける本。
第1章 カオハガン島までの長い航海
第2章 南西の風「ハバカット」の吹く季節
第3章 北東の季節風「アミハン」が吹きはじめる
第4章 乾季、そして島の夏
第5章 新しい風