- 水曜の朝、午前三時
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- 価格
- 572円(本体520円+税)
- 発行年月
- 2005年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101251417
[BOOKデータベースより]
45歳の若さで逝った翻訳家で詩人の四条直美が、娘のために遺した4巻のテープ。そこに語られていたのは、大阪万博のホステスとして働いていた23歳の直美と、外交官として将来を嘱望される理想の恋人・臼井礼との燃えるような恋物語だった。「もし、あのとき、あの人との人生を選んでいたら…」。失われたものはあまりにも大きい。愛のせつなさと歓びが心にしみるラブストーリー。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
確かに、この瞬間を生き、空間を共有しているという気持ちにさせてくれ、心地良さ・懐かしさが込み上げてくる『不朽』の名作ヽ(*´∀`)ノ
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MODPUNKS
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不朽の名作!
7年ぶりに、読み返してみた。
やはりいい。
前に読んだ時は、確かABCのHP上でスタッフの
オススメの一冊になっていて、稲毛の書店で
購入した。
あまりに感銘を受けたので、周囲の人々に推奨
しまくったのを昨日のように思い出す。
解説にも後述されているが、これは紛れもなく
『オールド・ファッションド・ラブソング』である。
四条直美というキャラクターの、魅力・存在感
が成せる技かもしれないが、読み手をこの作品
の舞台である1970年万博の時代まで誘い、確か
にその時代での生き様を自分なりに刻み込んだ
という心地良い錯覚に陥らせてしまう。
「刹那さと懐かしさ、記憶から遠ざかる旅愁の
念に駆られながら、清々しい涙が込み上げてくる。」
そんな作品だ。
蓮見圭一のデビュー作であるが、この作品は傑出
している。
不朽の名作といのは、こういう作品の事を言うの
だろう!
「あのとき、もしも違う選択肢をとっていたら…」懐かしむ昔がある全ての大人に捧げる恋愛小説