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- 砂の器 上巻 改版
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- 価格
- 825円(本体750円+税)
- 発行年月
- 2006年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101109244
[BOOKデータベースより]
東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する…。
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ユーザーレビュー (8件、平均スコア:5)
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- 寿太郎
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感動!!!
松本清張先生の作品は、大分読ませて頂きました、次ぎどうなるだろうと考えながら読んでいくうちに目がさえ眠れなくなったことを覚えています、それだけ私をワクワクさせてくれる作家の一人でした。
内容もサスペンスだけでなく、世の中の嵯峨を追求された作品ばかりでした、これから寒くなり外出が少なくなります、この冬は、松本清張先生の作品を読み漁ります。
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
亀嵩という、なぜこんなひっそりとしたところが小説の舞台になったのか。不思議でなりません。小説の舞台とならなければ、絶対訪れることがないであろう場所。この小説を読まなければ、おそらくその存在を知ることもなかったでしょう。(ゆみゆみ書房/女性/40代)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
「点と線」に始まる清張ミステリは「旅」あるいは交通手段が重要なファクターとなることが多く、また海外が舞台となる時代ではないので必然的に日本各地を見せてくれることになる。新幹線以前で国内旅行も一苦労だった時代、見知らぬ地方の描写は、それなりに非日常の世界であり、独特の雰囲気に読者を引き込む力を持っていた。もちろん現在でも、その力は十分感じ取れるだろう。(坤/男性/60代以上)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
病気への差別、人間の欲望、名誉・・・人間が持っているものが「砂の器」に網羅されている小説である。(寿太郎/男性/60代以上)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
感動です。(もにゅこ/女性/10代)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
社会派推理小説の傑作(ようへい/男性/30代)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
高校3年の時に、映画「砂の器」を見て、感動するとともに、島根県・「亀嵩」という地名が脳裏から離れなくなった。 なお、原作は、大学に入った後に一晩で読破した。(ササボン/男性/50代)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
今から30年以上も前に、この本を読みました。はっきりとは覚えていませんが男性の死体の発見からはじまり、それを追って捜査が進みます。糸口として、バーで被害者と酒を飲んでいた若い男性が浮かび上がります。そして、バーのホステスの証言で、「カメダ」という言葉が手がかりになるんです。ここから先は、松本清張の巧みな展開が見所です。現在から過去へ、時はさかのぼりらい病におかされた乞食の親子にたどり着きます。らい病の父親は、今もまだ生きていました。そして、そのころ幼かった男の子が 名前を変えて天才音楽家となっていたのです。殺人者は、まさに、この音楽家でした。隠し通した彼の気持ちもわかるし、入院中の年老いた父親が自分の息子ではないと否定するところは、文字で読み取っているだけなのに涙があふれてきました。しかも、クライマックスの大交響曲「宿命」が、巨大なホールで割れんばかりの拍手を受けた中、逮捕されていく姿に殺人犯でありながら「見逃してあげて!」と叫びたくなりました。この感動を、この涙を、もう一度じっくり読んでみたいです。