[BOOKデータベースより]
今から60年前に始まった巨人軍のV9。その中心には常に「背番号3」、長嶋茂雄の姿があった。ミスターと喜びを分かち合ったチームメート、闘志を燃やして立ち向かったライバルたちは、何を思いながら戦っていたのか―王貞治、金田正一、堀内恒夫、平松政次、高木守道、野村克也ら18人が、球史に燦然と輝く栄光の時代を振り返る。2025年6月に逝去した長嶋茂雄さんのロングインタビューを特別収録して、緊急刊行。
第1部 長嶋茂雄、V9の栄光を語り尽くす(長嶋茂雄「負ける気がしなかった。本人が言うんだから間違いないよ」)
第2部 V9戦士たちの証言(王貞治 僕が長嶋さんと決して同室にならなかった理由;金田正一 「優勝請負人」として川上監督に託された「長嶋復活」;広岡達朗 ドンに疎まれて分かった名将・川上哲治の「功と罪」;城之内邦雄 非情の名将に翻弄された“エースのジョー”の無念;鈴木章介 ONKも「野球を知らないコーチ」の指導に従った ほか)
第3部 V9に立ち向かったライバルたちの証言(吉田義男 「巨人軍は永久に不滅」―生涯阪神の僕もそう思っていた;平松政次 長嶋に憧れた高校生はこうして「長嶋キラー」に成長した;高木守道 V10を阻止した翌日、引退する長嶋にかけた「謝罪電話」;野村克也 宿命のライバル、長嶋・王と戦えた野球人としての幸福)
長嶋さん、あなたと野球ができて幸せでした
今から60年前に始まった巨人軍のV9(1965年〜1973年)。その不滅の記録の中心には、常に「背番号3」、長嶋茂雄の姿があった。
ミスターと喜びを分かち合ったチームメート、闘志を燃やして立ち向かったライバルたちは、何を思いながら戦っていたのか──。
王貞治、金田正一、堀内恒夫、平松政次、高木守道、野村克也ら18人が、V9時台の秘蔵エピソードを明かしながら、球史に燦然と輝く栄光の時代を振り返る。
彼らは口を揃えてこう語った。
「長嶋さん、あなたと野球ができて幸せでした」
2025年6月に逝去した長嶋茂雄さんのロングインタビューを巻頭に特別収録して、緊急刊行!
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本書は、アクセシビリティに配慮した本です。視覚障害・肢体不自由などの理由で必要とされる方に、本書のテキストデータを提供いたします。
本書巻末よりお申し込みください。
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【編集担当からのおすすめ情報】
今年6月に89歳で生涯を閉じた長嶋茂雄さん。
「ミスター」の呼び名が示すとおり日本人全体に元気を与えてくれた昭和の大ヒーローが、ひときわ輝いていたのは巨人の9連覇(1965〜73年)の時代です。
仰天の逸話とともに当時を振り返る長嶋さんのインタビューを巻頭に、王貞治さん、金田正一さん、堀内恒夫さんら14人のチームメート、彼らに立ち向かった平松政次さん、高木守道さん、野村克也さんら4人のライバルたちの証言を一冊にまとめました。
本書に登場するレジェンドたちの成績を合算すると、何と2万1420安打、3143本塁打、972勝、9602奪三振!
日本プロ野球の「記録」としても価値ある一冊です。