- 逆説の日本史 19(幕末年代史編 2)
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- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2016年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094062861
[BOOKデータベースより]
すべては、ひとりの老中の判断ミスから始まった―。「幕府VS水戸藩」の確執は、誤解が疑念を呼び、ますます過熱化。さらに孝明天皇の名で出された「密勅」の存在が明らかになるや、大老・井伊直弼による凄惨な「大獄」の嵐が吹き荒れることとなった。そしてその報復として行なわれたのは、「大老暗殺」という前代未聞の大事件だった!
第1章 一八五八年編―戊午の密勅と安政の大獄(水戸黄門の隠居所・西山荘から生まれた「倒幕正当化の思想」;“血”を見ずに事を収めようとした老中・堀田正睦の「判断ミス」;堀田老中の“目論見”を完全に打ち砕いた岩倉具視の「列参事件」 ほか)
第2章 一八五九年編―正論の開国vs実行不可能な攘夷(“行動の人”吉田松陰が門下生に発した「草莽崛起」という思想;「倒幕」が論理的に正当化されることになった「一君万民論」;日本が“四千年の中国”より先に民主主義を成立させた「原点」 ほか)
第3章 一八六〇・六一年編―桜田門外の変 大老暗殺が歴史を変えた!(井伊直弼をして大弾圧に走らせた「水戸の大陰謀」という事実誤認;島津久光に藩内過激派を押さえ込ませた大久保一蔵の「絵図」;狙われている情報を掴みながら「開国祝い」の銃に倒れた井伊直弼 ほか)
すべては、ひとりの老中の判断ミスから始まった――。「幕府VS水戸藩」の確執は過熱化。朝廷による「密勅」は凄惨な「大獄」を呼び、その報復として行なわれたのは「大老暗殺」という前代未聞の大事件だった!
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