[BOOKデータベースより]
アイヌ、プルトン、マオリの言語と文学―急逝した中上健次を読み直し、新しい世紀に向けて文学の可能性を探ったエッセイ集であり、中上とデビュー以来盟友として深く関わった津島佑子の1990年代の文学的軌跡でもある。
二十歳
中上健次をめぐって(中上さんへの報告;“中上健次”という存在 ほか)
文学の現在(ある国際作家会議と翻訳賞授賞式;忘れてはならないこと ほか)
さまざまな記憶(一九九四年一月一日という日付;子どものゆるし ほか)
フランスから(寒いパリにて;交差点の響き ほか)
中上健次の盟友が模索し続けた文学の可能性
「それにしても、言い争いばかりしてきたような気もする。そして、私にとって、はじめて出会った時に思い決めた”中上健次”への徹底的大反論はまだ、これから先のことだったのだ。
(中略)いずれにせよ、私の”中上健次”という名の目標は、今更、なにが起ころうと変えようがない。中上さんも、それは承知のうえだ、と私は信じている」
<「“中上健次”という存在」より>
アイヌ、プルトン、マオリの言語と文学――急逝した中上健次を読み直し、新しい世紀に向けて文学の可能性を探ったエッセイ集であり、中上とデビュー以来盟友として深く関わった津島佑子の1990年代の文学的軌跡でもある。
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