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集英社 青島顕
点
MOCTとは、ロシア語で「橋」「架け橋」のこと。東西冷戦下、モスクワから発信される日本語放送。その現場では、少なくない数の日本人が業務を担っていた。彼らはどんな人物だったのか。何を目的としていたのか。2023年第21回開高健ノンフィクション賞受賞作。
第1章 「つまらない放送」への挑戦第2章 30年の夢探しの旅第3章 偽名と亡命と第4章 「日本人」のままで第5章 迷いの中を第6章 望郷と、ねがいと第7章 伝説の学校「M」第8章 その後の2人番外 ラジオが孤独から救ってくれた
2023年 第21回 開高健ノンフィクション賞受賞作。MOCT(モスト)とは、 ロシア語で「橋」「架け橋」のこと。カバーの写真は、モスクワ市ピャートニツカヤ通り25番地にあったモスクワ放送。その6階に「日本課」はあった。東西冷戦下、そこから発信される日本語放送。その現場では、少なくない数の日本人が業務を担っていた。彼らはどんな人物だったのか。そして、志したのは報道だったのか、プロパガンダ(政治的宣伝)だったのか。それとも、両国に「MOCT(架け橋)」を築くことだったのか……。(登場人物の一部)・東側ではご法度のビートルズを流した元民放アルバイトの男。・戦時中、雪の樺太国境を恋人と越境した名女優。・シベリア抑留を経て、迷いに迷って残留した元日本軍兵士。・ソ連亡命後に帰国。ロシア語学校を開設し、後進の育成に尽力した、謎のロシア語使い。・ラジオを愛して、早逝した女性ロック歌手。・「とにかく酷い目にばかり遭った。それでもロシアを信じたい」と語るアナウンサー。……など。【選考委員、大絶賛】書き手の静かな理性の膂力(りょりょく)に触れた読み手の心は、快い驚きに満たされずにはいられない。――加藤陽子(東京大学教授・歴史学者)ソ連(ロシア)の国策メディアであるモスクワ放送にかかわった日本人たちの有為転変を丹念に浮き彫りにしていて、最も好感が持てた。――姜尚中(政治学者)反ロシア一辺倒の時代だからこそ、争いから独立した市民レベルの「MOCT(架け橋)」を考える本作。未来へと続く橋となった。――藤沢 周(作家)どんな厳しい制約がある時代にも架け橋になろうともがく人たちがいる。青島記者もそのひとりかもしれない。――堀川惠子(ノンフィクション作家)(選評より・五十音順)【著者プロフィール】青島 顕(あおしま けん)1966年静岡市生まれ。小学生時代に東京都へ。91年に早稲田大学法学部を卒業し、毎日新聞社に入社。西部本社整理部、佐賀、福岡、八王子、東京社会部、水戸、内部監査室委員、社会部編集委員、立川などでの勤務を経て、現在東京社会部記者。共著書に『徹底検証 安倍政治』『記者のための裁判記録閲覧ハンドブック』。本書が初の単著となる。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
MOCTとは、ロシア語で「橋」「架け橋」のこと。東西冷戦下、モスクワから発信される日本語放送。その現場では、少なくない数の日本人が業務を担っていた。彼らはどんな人物だったのか。何を目的としていたのか。2023年第21回開高健ノンフィクション賞受賞作。
第1章 「つまらない放送」への挑戦
[日販商品データベースより]第2章 30年の夢探しの旅
第3章 偽名と亡命と
第4章 「日本人」のままで
第5章 迷いの中を
第6章 望郷と、ねがいと
第7章 伝説の学校「M」
第8章 その後の2人
番外 ラジオが孤独から救ってくれた
2023年 第21回 開高健ノンフィクション賞受賞作。
MOCT(モスト)とは、
ロシア語で「橋」「架け橋」のこと。
カバーの写真は、モスクワ市ピャートニツカヤ通り25番地にあったモスクワ放送。
その6階に「日本課」はあった。
東西冷戦下、そこから発信される日本語放送。
その現場では、少なくない数の日本人が業務を担っていた。
彼らはどんな人物だったのか。
そして、志したのは報道だったのか、
プロパガンダ(政治的宣伝)だったのか。
それとも、両国に「MOCT(架け橋)」を築くことだったのか……。
(登場人物の一部)
・東側ではご法度のビートルズを流した元民放アルバイトの男。
・戦時中、雪の樺太国境を恋人と越境した名女優。
・シベリア抑留を経て、迷いに迷って残留した元日本軍兵士。
・ソ連亡命後に帰国。ロシア語学校を開設し、後進の育成に尽力した、謎のロシア語使い。
・ラジオを愛して、早逝した女性ロック歌手。
・「とにかく酷い目にばかり遭った。それでもロシアを信じたい」と語るアナウンサー。
……など。
【選考委員、大絶賛】
書き手の静かな理性の膂力(りょりょく)に触れた読み手の心は、快い驚きに満たされずにはいられない。
――加藤陽子(東京大学教授・歴史学者)
ソ連(ロシア)の国策メディアであるモスクワ放送にかかわった日本人たちの有為転変を丹念に浮き彫りにしていて、最も好感が持てた。
――姜尚中(政治学者)
反ロシア一辺倒の時代だからこそ、争いから独立した市民レベルの「MOCT(架け橋)」を考える本作。未来へと続く橋となった。
――藤沢 周(作家)
どんな厳しい制約がある時代にも架け橋になろうともがく人たちがいる。青島記者もそのひとりかもしれない。
――堀川惠子(ノンフィクション作家)
(選評より・五十音順)
【著者プロフィール】
青島 顕(あおしま けん)
1966年静岡市生まれ。小学生時代に東京都へ。91年に早稲田大学法学部を卒業し、毎日新聞社に入社。西部本社整理部、佐賀、福岡、八王子、東京社会部、水戸、内部監査室委員、社会部編集委員、立川などでの勤務を経て、現在東京社会部記者。共著書に『徹底検証 安倍政治』『記者のための裁判記録閲覧ハンドブック』。本書が初の単著となる。