- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 意識と無意識のあいだ
-
「ぼんやり」したとき脳で起きていること
ブルーバックス Bー1952
The wandering mind.- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2015年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062579520
[BOOKデータベースより]
脳は一瞬たりとも休まない。私たちの心は日中の半分はどこかをさまよっている。この「ぼんやり」した状態のとき、意識的にするのとは異なるしくみで脳が活性化し、膨大な記憶が整理され、創造性や共感力が育まれる。人間だけが持つこのユニークな脳と心のメカニズムを解き明かします。
第1章 さすらう脳、さまよう心
第2章 記憶
第3章 時間とメンタルタイムトラベル
第4章 海馬―脳のなかのカバ
第5章 他者の心を読む
第6章 物語を語る
第7章 眠りと夢―闇夜にひそむトラ
第8章 幻覚
第9章 さまよう心の創造性
ぼんやりしているときほど脳は活発に働いていた!
記憶、創造性、共感力を支える「陰の脳活動」とは?
研究によると、私たちの心は日中のほぼ半分はどこかをさまよっているといいます。なにか特定の物事に集中していない、いわゆる「ぼんやり」した状態です。この「ぼんやり」した状態のとき、意識的にするのとは異なるしくみで脳が活性化し、膨大な記憶が整理され、創造性や共感力が育まれることが、最新の脳研究や心理学実験から分かってきました。これは、人間だけが持つこのユニークな脳と心のメカニズムといえます。マインドワンダリング、デフォルトモードネットワークなど、今、脳科学・心理学で注目を集める新たな脳と心のメカニズムを、この分野の研究の世界的第一人者が解き明かします。
”ふとぼんやりしていたことに気づくと、自分は集中力に欠けるのではないかと引け目を感じる。厄介なことに、私たちは何かに注意を向けた状態と、別のことを考える状態を行き来するように生まれついている。このぼんやりした状態を「マインドワンダリング」と呼ぶ。本書では、マインドワンダリングには多くの建設的で適応的な側面があり、たぶん私たちはそれなくしては生きていけないことを示していこう。”(「はじめに」より)
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 高次脳機能障害ポケットマニュアル 第4版
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2023年11月発売】
- 脳神経倫理学の展望
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2008年08月発売】
- 脳神経科学リテラシー
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2010年10月発売】
- 神経伝導検査と筋電図を学ぶ人のために 第2版
-
価格:9,900円(本体9,000円+税)
【2010年05月発売】
- 臨床で使える半側空間無視への実践的アプローチ
-
価格:5,940円(本体5,400円+税)
【2022年09月発売】
私たちが意識していないとき、脳のまったく異なる部位が活動を始める。記憶力や創造性を育む知られざる脳活動の謎に最新知見で迫る。