- 江戸の悪霊秡い師 増補版
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044000844
[BOOKデータベースより]
悪霊と対決して14歳の若妻の憑き物を落とし、市井の人々に絶大な人気を博した「江戸のエクソシスト(悪霊祓い師)」祐天上人とは何者か?五代将軍・綱吉の時代、なぜ桂昌院を中心とする江戸城大奥の女性たちの積極的な帰依を受け、浄土宗教団のトップにまで登りつめられたのか。謎に包まれたその生涯と事蹟をめぐる伝承に迫り、祐天という稀代の人物像を通して、新興首都・江戸が抱え持つ闇の世界を明らかにする著者代表作。
第1部 霊媒伝承(羽生村事件;悪霊祓いの伝説;隠された幼児殺し;因果の図式)
第2部 江戸の悪霊祓い師(聖者の伝説;女の霊力信仰;水子と捨子;虚像と実像)
増補(高僧か、呪術師か;祐天上人の死に方)
悪霊と対決して14歳の若妻の憑き物を落とし、市井の人々に絶大な人気を博した「江戸のエクソシスト(悪霊祓い師)」祐天上人とは何者か? 五代将軍・綱吉の時代、なぜ桂昌院を中心とする江戸城大奥の女性たちの積極的な帰依を受け、浄土宗教団のトップにまで登りつめられたのか。謎に包まれたその生涯と事蹟をめぐる伝承に迫り、祐天という稀代の人物像を通して、新興首都・江戸が抱え持つ闇の世界を明らかにする著者代表作。
エクソシスト祐天上人。彼はいったい何者だったのか? 江戸庶民に絶大なる人気を誇り、浄土宗教団の頂点にまでのぼりつめた「悪霊祓い師」と憑霊現象の実態に迫り、知られざる江戸の姿を浮かび上がらせる。