- ゆめつげ
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2008年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043888016
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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ぽんちゃん
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のんびり屋が見た幕末
「しゃばけ」シリーズが人気の作者が、明治維新目前の江戸を舞台に貧乏神社の神官が巻き込まれたひと騒動を描いた作品です。
夢の中で探し物や未来予知ができる(夢告、ゆめつげ)ことから、人探しを依頼された主人公。礼金に釣られて出かけた先で、物騒な事件に巻き込まれます。
様々な謎解きあり(行方不明になった大店の一人息子に名乗りを上げた3人の子供のうち、本物は誰か?有名神社の神職がわざわざ主人公に夢告での人探しを依頼したのはなぜ?)、襲ってくる浪人たちから逃げるサスペンスフルな展開ありで、最後までおもしろく読みました。
[BOOKデータベースより]
江戸は上野の小さな神社で神官を務める、のんびり屋の兄・弓月としっかり者の弟・信行。夢に入って過去や未来を見る「夢告」が得意な弓月だが、迷い猫を捜せば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、全く役に立たないしろもの。が、何を見込まれたか、大店の一人息子の行方を見てほしいという依頼が。礼金に目が眩み弟をお供に出かけたものの、事態は思わぬ方向に転がって…。大江戸・不思議・騒動記。
[日販商品データベースより]小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。しっかり者の弟に叱られてばかりの弓月には「夢告」の能力があった。ある日、迷子捜しの依頼を礼金ほしさについ引き受けてしまうのだが……。