- 漱石先生の事件簿
-
猫の巻
角川文庫 16551
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2010年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043829040
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:3.5)
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miyako
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別視点から
漱石先生がとってもお茶目で微笑ましい!原作を読んでいない愚か者ですが、主人公が人間になっただけあって、猫要素薄れますね。でも先生に呆れている感じがあって、立ち位置は同じなのかも。第四話がお気に入りです。
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APO
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夏目漱石×柳広司 名作『吾輩は猫である』に仕掛けられた謎とは!?
2009年の『ジョーカー・ゲーム』で人気に火がついた柳広司。
『ジョーカー・ゲーム』以前は、過去の文学作品や実際に起きた歴史的な事件などからアイデアを得た作品が多く、この本もその一つ。
私が購入した単行本とはうって変って、この文庫版の先生は「かなり」ダンディになってますね。
『吾輩は猫である』のパスティーシュ作品は、奥泉光の『「吾輩は猫である」殺人事件』(新潮文庫)以来。
原作では猫はビールを飲んで酔っ払ってしまい、水甕に落ちて(おそらく)死んでしまいますが、
柳版はそれとはまた違ったエンディングだったのが面白かったです。
また久々に原作を読み返したくなりました。
[BOOKデータベースより]
探偵小説好きの「僕」はひょんなことから英語の先生の家で書生として暮らすことになった。先生は癇癪もちで、世間知らず。はた迷惑な癖もたくさんもっていて、その“変人”っぷりには正直うんざり。ただ、居候生活は刺激に満ち満ちている。この家には先生以上の“超変人”が集まり、そして奇妙奇天烈な事件が次々と舞い込んでくるのだから…。『吾輩は猫である』の物語世界がミステリーとしてよみがえる。抱腹絶倒の“日常の謎”連作集。
[日販商品データベースより]柳広司×夏目漱石
傑作パスティーシュ!(文体模写)
探偵小説好きの僕はひょんなことから先生の家に書生として住み込むことになった。
先生は癇癪持ちで、世間知らず。書生の扱いときたら猫以下だ。
家には先生以上の“超変人”が集まり、次々に奇妙奇天烈な事件が舞い込んでくる。
後始末をするのは、なぜかいつも僕の仕事だ。
先生曰く、
「だって君、書生だろ?」。
『吾輩は猫である』の物語世界がミステリーとしてよみがえる。
ユーモアあふれる“日常の謎”連作集!
<解説・田中芳樹>