- 窒息死に向かう日本経済
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- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2018年07月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784040822280
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[BOOKデータベースより]
政府が打ち出す働き方改革の「多様で柔軟な働き方」は、国民を際限なく働かせ、GDPを上げようとする魂胆によるもの。カネもモノもヒトも呼吸困難で窒息死に向かっている日本の現状を分析し、打開策を探っていく。
序章 政策がもたらす呼吸困難:いまなぜ、再び「アホノミクス本」なのか(「1984年」化しないために;みえて来た21世紀版大日本帝国構想の全貌;呼吸困難の解消こそ政策の本来の役割 ほか)
[日販商品データベースより]第1章 カネの世界の呼吸困難:死に行く国債の海、腐り行く株式の海(死の海と化す国債市場;釘づけされた国債利回り;財政ファイナンス子会社化する日銀 ほか)
第2章 モノの世界の呼吸困難:魔の手につかまった日本の製造業(呼吸困難化の魔の手出現;攻めの経営と二つのコード;稼ぐ力を取り戻せ ほか)
第3章 ヒトの世界の呼吸困難:柔軟に多様にスマートに使い倒されて行く社会到来(ヒト呼吸困難化の魔の手:それは何本指?;施政方針演説にみる三本指のフォーメーション;「働き方改革」のメインテーマは? ほか)
終章 魔の手から逃れるためには(新しい経済政策パッケージの二つの柱;Society5.0は一億総忍者化社会?;アメとムチで労働生産性向上を実現する ほか)
働き方改革のもと、政府は「多様で柔軟な働き方」を打ち出しているが、残業代ゼロ法案や高度プロフェッショナル制度など、政府が企む裁量労働制の拡大は、国民を際限なく働かせ、とにかくGDPを上げようとする魂胆によるもの。国の借金は膨れ上がるばかりで、株式市場も日銀と年金資金の買い支えによる張りぼて状態。モノづくり国家の「攻めのガバナンス」のプレッシャーで、大手製造業には不祥事が相次ぎ、年金をはじめ将来不安に怯える国民は、さらに縮み込むばかり。カネ(資本)もモノ(企業)もヒト(国民)も、まさに呼吸困難だが、どうしてここまでひどい状態になったのか。窒息死に向かう日本の現状を分析し、窒息死しないための打開策を探っていく。