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ベストセラーズ 宮台真司 近田春夫
点
序章 「切り付け事件」とは何だったのか第1章 「独裁者になったら…」―幼少期〜小学校時代第2章 「革命家を志す以上、勉強に時間を割くわけにはいかない」―中学・高校時代第3章 アングラ卒業、性愛の享楽―大学生時代第4章 研究、ナンパ、学生起業―大学院生時代第5章 「新進気鋭の社会学者」誕生―助手〜非常勤講師時代第6章 求道者としてのテレクラ修行―ナンパ師時代第7章 援助交際ブームとは何だったのか―援交フィールドワーク時代第8章 「終わりなき日常は地獄である」―メディアの寵児に終章 聖なる存在―結婚、子供、家族
「面白いことを言おうとしたりといった意識はまるでない。このひと、どんな話題にも真正面から立ち向かっていってしまうたちなのだ。そのいちいちの愚直さ≠ェ見ていて聞いていてなんとも愛おしい! とは当代随一の社会学者にして各方面に多大なる影響力を発揮する著名な論客でもある人間をつかまえていうには失礼千万な感想だとは百も承知の上で申すが、とにかく私はそんな宮台さんの、人を警戒するということを全く知らないような隙だらけの対応に接しているうち、なんだかたまらなく可愛いく思えてきてしまったのである。そして、「そうだ! このことをばこそ世に知らしめねば」。そう直観したのだった。そこがいわばこの企画のスタート地点/原点なのである。(中略)今回、宮台さんには自身の今日に至るまでの人生のなかでその時々に思ったこと、感じたこと、考えたことを自在に語っていただいたのであるが、そこには何か通底する本質があるようにも思えた。それは「心の優しさ」なのかも知れない。話が進むにつれ私はそう強く確信するに至ったのである。」(中略)宮台真司の魅力とは、結局無類のともいえるほどの誠実さの持ち主、言い替えるのならあきれるほどの正直者だということに尽きるのではあるまいか。」―― 近田春夫「本書は、1960年代の幼少期から2006年頃(40歳代半ば)に結婚するまでの自伝だ。自伝を出すなど考えたこともなかった。近田春夫さんと壇上で大喧嘩をした後、僕を気に入ってくれた近田さんが楽屋で僕の自伝をプロデュースしたいとおっしゃり、偶然そこに編集者が居合わせたことで文字通り気付いたら本書を出すことになっていた。近田さんが聞き手になった対話は延べ十数時間。それを何とか一冊に収まるようにしたのが本書である。(中略)映画批評のキーフレーズは25年間変わらず、『ここではないどこか』『どこかに行けそうで、どこへも行けない』『社会から世界へ』『世界からの訪れ』『一緒に屋上に上がって同じ世界で一つになる』。本文を読んでお分かりのように、旅も、恋も、ハイデガーを起点とする理論研究も、援助交際や色街のフィールド研究も、これらキーフレーズが指し示す通奏低音が鳴っていた。今も鳴っている。それに気付けたことが最大の収穫だったように思う。」―― 宮台真司当代一、ヤバい社会学者が、幼少期から結婚するまでの知られざる私生活を語り尽くした。宮台真司は、どうやって生きる術≠獲得してきたのか。宮台学入門者からマニアまで、必読の一冊。
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桧山智子
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2005年09月発売】
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価格:627円(本体570円+税)
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【2021年09月発売】
1位
又吉直樹
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
序章 「切り付け事件」とは何だったのか
[日販商品データベースより]第1章 「独裁者になったら…」―幼少期〜小学校時代
第2章 「革命家を志す以上、勉強に時間を割くわけにはいかない」―中学・高校時代
第3章 アングラ卒業、性愛の享楽―大学生時代
第4章 研究、ナンパ、学生起業―大学院生時代
第5章 「新進気鋭の社会学者」誕生―助手〜非常勤講師時代
第6章 求道者としてのテレクラ修行―ナンパ師時代
第7章 援助交際ブームとは何だったのか―援交フィールドワーク時代
第8章 「終わりなき日常は地獄である」―メディアの寵児に
終章 聖なる存在―結婚、子供、家族
「面白いことを言おうとしたりといった意識はまるでない。このひと、どんな話題にも真正面から立ち向かっていってしまうたちなのだ。そのいちいちの愚直さ≠ェ見ていて聞いていてなんとも愛おしい! とは当代随一の社会学者にして各方面に多大なる影響力を発揮する著名な論客でもある人間をつかまえていうには失礼千万な感想だとは百も承知の上で申すが、とにかく私はそんな宮台さんの、人を警戒するということを全く知らないような隙だらけの対応に接しているうち、なんだかたまらなく可愛いく思えてきてしまったのである。
そして、「そうだ! このことをばこそ世に知らしめねば」。そう直観したのだった。そこがいわばこの企画のスタート地点/原点なのである。(中略)
今回、宮台さんには自身の今日に至るまでの人生のなかでその時々に思ったこと、感じたこと、考えたことを自在に語っていただいたのであるが、そこには何か通底する本質があるようにも思えた。それは「心の優しさ」なのかも知れない。話が進むにつれ私はそう強く確信するに至ったのである。」(中略)
宮台真司の魅力とは、結局無類のともいえるほどの誠実さの持ち主、言い替えるのならあきれるほどの正直者だということに尽きるのではあるまいか。」
―― 近田春夫
「本書は、1960年代の幼少期から2006年頃(40歳代半ば)に結婚するまでの自伝だ。自伝を出すなど考えたこともなかった。近田春夫さんと壇上で大喧嘩をした後、僕を気に入ってくれた近田さんが楽屋で僕の自伝をプロデュースしたいとおっしゃり、偶然そこに編集者が居合わせたことで文字通り気付いたら本書を出すことになっていた。近田さんが聞き手になった対話は延べ十数時間。それを何とか一冊に収まるようにしたのが本書である。(中略)
映画批評のキーフレーズは25年間変わらず、『ここではないどこか』『どこかに行けそうで、どこへも行けない』『社会から世界へ』『世界からの訪れ』『一緒に屋上に上がって同じ世界で一つになる』。本文を読んでお分かりのように、旅も、恋も、ハイデガーを起点とする理論研究も、援助交際や色街のフィールド研究も、これらキーフレーズが指し示す通奏低音が鳴っていた。今も鳴っている。それに気付けたことが最大の収穫だったように思う。」―― 宮台真司
当代一、ヤバい社会学者が、幼少期から結婚するまでの知られざる私生活を語り尽くした。宮台真司は、どうやって生きる術≠獲得してきたのか。宮台学入門者からマニアまで、必読の一冊。