- ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2013年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784903951652
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[BOOKデータベースより]
衝撃の最終回。モロボシ・ダンの告白シーンになぜ「あの曲」が使われたのか―「音楽」を切り口に、ウルトラセブンを読み解いた快作。
第1章 衝撃の最終回とシューマンのピアノ協奏曲(1960年代後半という時代;異なる種族同士の共生は、はたして可能なのか;最終回、そしてその劇的な音楽;最終回の「音楽」を探して;最終回の「演奏」を探して;カラヤン/リパッティ盤の録音が生まれた背景;なぜ最終回にカラヤン/リパッティ盤が選ばれたのか;そして現在へ)
[日販商品データベースより]第2章 ウルトラセブン 音楽から見たオススメ作品(音楽と物語が密接に関連した3作;音楽が突出して印象的な5作)
Appendix ウルトラセブンから広がる音楽の楽しみ(シューマンのピアノ協奏曲;同じ曲を違う演奏で聴く楽しみ方)
冬木透氏(作曲家、「ウルトラセブン」音楽監督)推薦!!
「セブンのドラマをもう一度創っているような
昂揚感を覚えながら、一気に読んだ。
シューマン、リパッティ……巡礼の旅路はM78星雲へ!」
1967〜68年に一世を風靡したテレビ番組「ウルトラセブン」。その衝撃の最終回、モロボシ・ダンの告白シーンに流れたのが、カラヤン指揮、リパッティ独奏によるシューマンのピアノ協奏曲だった。
「セブン」の音楽監督は作曲家・冬木透氏。ホルンとトロンボーンによるイントロが印象的な主題歌をはじめ、冬木氏による独創的なオリジナル・ナンバーが数多く流れた「ウルトラセブン」の最終回、それもクライマックスのシーンで、なぜシューマンが使われたのか。そしてそれはなぜカラヤン/リパッティ盤でなければならなかったのか──。
当時7歳だった著者は、当時の子どもがアクセスできる限られた情報のなかで、「あの音楽」を探し始める。そしてそれは彼を、「クラシック音楽とは何か」という遠大なテーマへと導く旅ともなったのだった──。
「音楽」を切り口にした初めてのウルトラセブン論。クラシック音楽ファンはもちろん、ウルトラ世代のすべての人に贈る!