- 拝啓市長さま、こんな図書館をつくりましょう
-
Caro sindaco,la biblioteca che vorrei.
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2016年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784622079378
[BOOKデータベースより]
インターネットの時代にこそ求められる公共図書館とは?世界の創造的な参考例を示しながら「知の広場」としての新しい図書館像を提案する。
第1部 拝啓 市長さま、こんな図書館をつくりましょう(共有財産としての図書館;レンガ、書架、電子書籍)
第2部 新しい「知の広場」(私がほしい図書館;「みんなの図書館」のつくり方)
第3部 子どものための図書館(0歳から13歳)(「子ども」が存在しなかった頃;今日の子どものための図書館;早すぎることは決してない(0歳から5歳);注文の多い小さな客(6歳から13歳);ヤングアダルト;大人;計画)
補遺 アントネッラさんに訊いてみよう!
本だけでなく映画や音楽、ゲームなど多彩な文化との出会いや交流をはぐくむ町の「文化的エンジン」。老若男女、見ず知らずの人が混ざり合い、ときに会話や議論の場が生まれるような「民主主義のゆりかご」。インターネットを無料で利用でき、生活に必要な情報や公共サービスが受けられる「地域のサービスセンター」。少子高齢化、失業、不登校など〈孤立〉が課題となる社会における「人の居場所」――公共図書館だからこそ担いうる社会的役割をいまこそ再発見し、市民活動の核になるような、私たちの時代の図書館をつくっていこう。
運営方法、企画、建物、内装etc. 世界のユニークな参考例を取り上げながら、これからの図書館に必要な発想を示していく。
多目的で開かれた「知の広場」としての図書館像を提案しつづけてきた著者による、新しい図書館論第2弾。
「私たちには今後ますます図書館が必要となるが、もちろんそれは新しいコンセプトの図書館でなければならないのである。半世紀後の2066年には、iPadはすでに忘れ去られて久しいだろう(あるいは、洗濯機のような日常品として「吸収」されているだろう)が、図書館は今よりずっと必要とされ、図書館員の需要も増していると私は確信する」
(第3章「私がほしい図書館」より)
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『知の広場』(2012年小社刊)の著者、イタリアの図書館アドバイザー、アントネッラ・アンニョリの図書館論、第2弾。SNSの時代にあって、人びとのコミュニケーションの広場としての新しい図書館をつくるには?職員、蔵書、建物、設備・調度・サインなど、実現のための具体的な例とアドバイスが満載。「私たちは今後ますます図書館が必要となるのである。もちろんそれは新しいコンセプトの図書館でなければならない。半世紀後の2066年には、iPadはすでに忘れ去られて久しいだろう(あるいは、洗濯機のような日常品として「吸収」されているだろう)が、図書館は今よりずっと必要とされ、図書館員の需要も増していると私は確信する」