- 童謡・唱歌の世界
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- 価格
- 1,056円(本体960円+税)
- 発行年月
- 2015年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062922746
[BOOKデータベースより]
愛唱歌をもつ人は、幸せな人である―。大正・昭和初期のラジオでは、どんな歌が流れていたかを分析し、その頃に子ども時代を過ごした人々の好きな歌をアンケート調査。「唱歌」と「童謡」が対立しつつも共存していた時代の「歌の世界」を、その歴史と人間模様をまじえて描き出す。思わず口ずさむ名曲の数々に、日本の音楽文化と言語文化を再発見。
第1章 愛唱歌―愛唱歌をもつ人は幸せである(あの頃の子どもの歌―大正・昭和の交のラジオ番組を分析して;あなたは子どもの時何を歌ったか)
第2章 唱歌―この日本的なもの(唱歌の意義;私の選ぶ唱歌ベスト12;文部省唱歌の作者は誰か)
第3章 童謡―世界に誇る文化財(童謡とは;童謡の美しさ)
第4章 童謡の歌詞―わらべうたから童謡へ(わらべうたの言葉;雨情の詩二篇)
第5章 童謡の曲―童謡文化を築いた三大家(本居長世の曲の魅力;中山晋平の曲の秘密;側面から見た山田耕筰)
覚えやすく歌いやすいが、堅苦しさのある「唱歌」。当代一流の詩人と作曲家が子どもたちのために競作した、世界に誇るべき文化財「童謡」。対立しつつも共存していた唱歌と童謡の魅力とは。大正から昭和初期のラジオ番組「子どもの時間」では、どんな歌が流れていたかを分析し、その頃に子ども時代を過ごした人々の愛唱歌をアンケート調査するなど、その歴史と人間模様をまじえて、日本の音楽文化と言語文化を再発見する。
愛唱歌をもつ人は、幸せな人である。子どもの時の愛唱歌は、それを歌う人を子どもの頃に立ち返らせ、それはあすへの活力のもとにもなる――。「内心は作曲家になりたかった」という国語学者が、自らも親しんできた「童謡」と「唱歌」の魅力を論じる。
大正から昭和初期のラジオ番組「子どもの時間」では、どんな歌が流れていたかを分析し、その頃に子ども時代を過ごした人々は、どんな歌を愛唱したかをアンケート調査するなど、「唱歌」と「童謡」が対立しつつも共存していた時代の「歌の世界」を、その歴史と人間模様をまじえて、著者独特の平易な筆致で描き出す。
覚えやすく歌いやすいが、堅苦しさのある「唱歌」。当代一流の詩人と作曲家が子どもたちのために競作した、世界に誇るべき文化財「童謡」。その数々を口ずさみながら読み進むうちに、日本の音楽文化と言語文化を再発見する一冊。
1978年に主婦の友社より刊行され、1995年に教育出版より再刊された同名書籍の文庫化。
愛唱歌をもつ人は、幸せな人である。子どもの時の愛唱歌は、それを歌う人を子どもの頃に立ち返らせ、それはあすへの活力のもとにもなる――。「内心は作曲家になりたかった」という国語学者が、自らも親しんできた「童謡」と「唱歌」の魅力を論じる。
大正から昭和初期のラジオ番組「子どもの時間」では、どんな歌が流れていたかを分析し、その頃に子ども時代を過ごした人々は、どんな歌を愛唱したかをアンケート調査するなど、「唱歌」と「童謡」が対立しつつも共存していた時代の「歌の世界」を、その歴史と人間模様をまじえて、著者独特の平易な筆致で描き出す。
覚えやすく歌いやすいが、堅苦しさのある「唱歌」。当代一流の詩人と作曲家が子どもたちのために競作した、世界に誇るべき文化財「童謡」。その数々を口ずさみながら読み進むうちに、日本の音楽文化と言語文化を再発見する一冊。
1978年に主婦の友社より刊行され、1995年に教育出版より再刊された同名書籍の文庫化。