- 山の神
-
易・五行と日本の原始蛇信仰
講談社学術文庫 1887
- 価格
- 1,155円(本体1,050円+税)
- 発行年月
- 2008年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061598874
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[BOOKデータベースより]
蛇と猪。なぜ山の神はふたつの異なる神格を持つのか?日本古来の社の祭神の起源は、祖霊としての蛇神であった。六〜七世紀、中国から将来された易・五行による新な神々が、原始蛇信仰の神々と混淆し、山の神は複雑な相貌をもつようになる。神島の「ゲーターサイ」、熊野・八木山の「笑い祭り」、御田神社の「烏喰神事」などの祭りや習俗を渉猟し、山の神にこめられた意味を読み解く。
序章(倭建命伝承と日本古代信仰―祖霊の力と女の力;山の神の神格;山の神の分類)
[日販商品データベースより]第1章 蛇と山の神(世界の原始蛇信仰;日本の原始蛇信仰;見立ての信仰;蛇の古名;日本創世神話と山の神;スサノヲ神話と山の神―足名椎・手名椎・櫛名田姫・八俣遠呂智の推理;蛇を秘める細小の神々;産の神としての山の神)
第2章 亥(猪)と山の神(山の神の分類;易・五行における亥(猪);正倉院御物石版彫刻の戌・亥(犬・猪);陰陽五行思想の概要;「亥」の全体像とその分類表―各「亥」の再構成;山の神の本質)
第3章 山の神祭りとその周辺(カラス祭り;陰陽五行と迎春呪術;神島の「ゲーターサイ」)
蛇と猪。なぜ山の神はふたつの異なる神格を持つのか? 日本古来の社の祭神の起源は、祖霊としての蛇神であった。6〜7世紀、中国から将来された易・五行による新たな神々が、原始蛇信仰の神々と混淆し、山の神は複雑な相貌をもつようになる。神島の「ゲーターサイ」、熊野・八木山の「笑い祭り」、御田神社の「烏喰神事」などの祭りや習俗を渉猟し、山の神にこめられた意味を読み解く。(講談社学術文庫)
蛇と猪。なぜ山の神は二つの神格を持つのか。蛇はたんに「水の神」ではない。山=蛇は死と再生を司り、荒神、宇賀神ともなる。易・五行において山の神は、陰の極として亥となり、あらゆる生命の初発を担う。