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[BOOKデータベースより]
ケインズが誕生させた英国アーツカウンシルは、なぜコミュニテイ・アートに積極的に支援を行い、そして突如としてそれを打ち切ったのか?カウンシルのアート政策の転換点、アーティストとの対立構図とジレンマ…現代アートシーンに至る謎の全容を丹念に追う。
序章
[日販商品データベースより]第1部 英国コミュニティ・アート運動(基本構造と再定義;理念的支柱:カルチュラル・デモクラシー;歴史的変遷:3つの時代区分;ロンドン・イーストエンドのコミュニティ・アート)
第2部 英国アーツカウンシルとコミュニティ・アート(英国アーツカウンシルとは:4人のリーダにみる50年史;コミュニティ・アート政策:5つの転換点と3つの専門グループ;コミュニティ・アーティストとの対立)
終章
おわりに:トロイの木馬の残像―アウトリーチへの継承
貴種のバラではなく、路上のタンポポにも目を向けよ!
コミュニティ・アート・ムーブメントの盛衰を切り取る初の本格書!
特定地域に拠点をかまえ、コミュニティの社会課題に対して積極的に介入しようとする芸術活動、“コミュニティ・アート” は、専門性や作家性を極限まで排除して参加者の自己表現と自己決定権を重んじる社会運動としての意義を持ち、主張する。
本書は、世界的な先駆となった英国のコミュニティ・アート・ムーブメントの全貌を明らかにする本邦初の研究書である。
理念的基軸となるカルチュラル・デモクラシーという概念がどのように具体的な実践の中で変化し、結実していったのか。20世紀の著名な経済学者J.M.ケインズが誕生させた英国アーツカウンシル(英国芸術評議会)はなぜコミュニテイ・アートに積極的な支援を行い、そして突如としてそれを打ち切ったのか、など歴史を丹念に追いながら第二次大戦後から現代アートシーンに至るアート・ムーブメントの謎、その全容を解明する。