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[日販商品データベースより]
本書は二〇二〇年に創立百年を迎えた東京都古書籍商業協同組合(東京古書組合)が連綿と刊行し続けてきた機関誌「古書月報」の過去五十年分、三百冊の中から面白い記事、役に立つ情報百二十本を選りすぐり、再編集した「古書月報傑作選」です。
単著も評判の内堀弘(石神井書林)、狩野俊(コクテイル書房)、向井透史(古書現世)など名文家として名高い店主のエッセイから、熱烈なプロ野球ファンが集って(なんとひとりはオリンピック代表の銀メダリスト)侃々諤々愛するチームを熱弁する座談会、下町のベテランが古本屋全盛期を愉快に語るインタビューなど、笑える話から胸に沁みる話までがてんこ盛り。
もちろん交換会、売買、客、古書会館やデパートでの即売展、目録販売、ネット販売、在庫や倉庫、追悼に旅行記、女性店主の本音、そして古書そのものの話と古本屋にしか書けない面白い内実の話も満載。多士済済、百花繚乱、古本屋の多様な世界が広がります。
まさに「古本屋は儲かりそうではないが楽しそうである。」(『東京古書組合百年史』三章章題)。東京古書組合が八月に刊行した『東京古書組合百年史』の第五章「『古書月報』傑作選寸評集」と合わせて読めばさらに楽しい、『百年史』の姉妹編ともいえる記念碑的な一冊です。