
- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 人工授精の近代
-
戦後の「家族」と医療・技術
青弓社
由井秀樹
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2015年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787233851

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
腎臓内科診療の掟
-
南学正臣
野秀樹
価格:6,380円(本体5,800円+税)
【2023年12月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
不妊医療技術の発展はめざましいが、60年以上も前から実施されている非配偶者間人工授精=AIDはどういった経緯で始められ、家族像とどう向き合ってきたのだろうか。明治から1960年代までの不妊医療技術史を追いながら、戦後の「家族」という概念の変容を見定める家族研究・不妊医療史研究の成果。
序章 非配偶者間人工授精と「家族」への問い
[日販商品データベースより]第1章 不妊医療研究と人工妊娠(人工受胎)(産婦人科医の学会組織の変遷;人口妊娠の導入 ほか)
第2章 戦時人口政策と不妊医療(篠田糺の宿題報告;日本婦人科学界地方部会調査 ほか)
第3章 非配偶者間人工授精の導入(学会・産婦人科医向けの雑誌の動向と安藤画一;避妊研究と不妊医療研究 ほか)
第4章 「人工授精」の法律問題(AID導入時の法律問題をめぐる議論に関する現在の認識;民法研究会の中間報告 ほか)
第5章 家族計画運動と非配偶者間人工授精(家族計画の国策化;家族計画と不妊への医療的介入 ほか)
第6章 非配偶者間人工授精と不妊医療研究の展開(AID施術までの経路の変容;産婦人科学での不妊医療研究の動向 ほか)
終章 医療技術と「家族」
不妊医療技術の発展はめざましいが、60年以上も前から実施されている非配偶者間人工授精=AIDはどういった経緯で始められ、親子関係をどう変化させただろうか。明治から1960年代までの不妊医療技術史を追いながら、戦後の「家族」概念の変容を見定める。