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価格:6,380円(本体5,800円+税)
【2020年01月発売】
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[BOOKデータベースより]
いつから、私たちに狐は憑かなくなったのか。憑かれるという知覚を否定され、精神を病む経験を刻印された心身は、刑法三十九条を経て医療観察法に囚われていく。民俗や宗教から司法、社会事業までをも貫く人間像の転換を、近世から現代までの歴史事象をもとに明らかにして、その延長上にある現在を問い直す。
序章 「憑かない心身」からの問い
[日販商品データベースより]第1章 精神医学史はなぜ“もの憑き”を語るのか―憑く心身との邂逅
第2章 “もの憑き”は医の領域に属するか―日本近世の問い
第3章 “もの憑き”の再定義―病む心身が構築される過程
第4章 “もの憑き”をめぐる世界観の剥奪―「憑物」問題の成立
第5章 憑く心身か、病む心身か―大本と「変態心理」の相剋
第6章 病む心身の主題化―新刑法と精神病者監護法・精神病院法
第7章 未然の危険をめぐって―社会問題の「予防」と病む心身
終章 精神病の日本近代
いつから私たちに狐が憑かなくなったのか。精神を病む経験を刻印された心身は、様々な監視・排除を受けて医療観察法に囚われていく。民俗や宗教から司法、社会事業までをも貫く人間像の転換を、多史料から紡ぎ出す。