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[BOOKデータベースより]
労働運動の再生が最先端の変革だ!反合・運転保安闘争路線を確立し国鉄分割・民営化攻撃と闘いぬいた動労千葉の歴史と到達点を明らかに。
第1部 反合・運転保安闘争とは何か(動労千葉の始まり―労資協調派の御用組合から闘う労働組合への脱皮;船橋事故闘争と反合・運転保安闘争路線の確立;船橋事故闘争と表裏一体で闘われた動労改革の闘い―「青年部問題」と闘う執行部の誕生;ジェット燃料貨車輸送阻止闘争と動労本部からの分離・独立;国鉄分割・民営化反対闘争 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 国鉄分割・民営化攻撃との闘い(国鉄分割・民営化攻撃とは何だったのか;国鉄分割・民営化反対闘争―二波のストライキへの決起;JR体制下での闘いの継続;国鉄1047名解雇撤回闘争;国鉄分割・民営化反対闘争を闘って―まとめにかえて)
本書は、動労千葉の田中康宏顧問(前委員長)が、労働学校で動労千葉の歴史と到達点について話したことをまとめたもの。「『動労千葉が歩んできた道』を語る際に心がけたこと。一つは、その時々の現場の状況や雰囲気が、できる限り具体的に目に浮かぶようにしたいということ。もう一つは、闘いの様々な局面で、一人ひとりの労働者やリーダーがどんな問題に突き当たり、何が問われたのかを少しでもはっきりさせたいと思いました。三つめは、戦後日本労働運動がのりこえなければいけない実践的課題を、動労千葉の闘いの経験を通して一つでも二つでも示すことができないかという思いがありました」(「はじめに」)。新自由主義攻撃の下で日本の労働運動は大きく後退したが、反合理化・運転保安闘争路線を確立し国鉄分割・民営化に対して二波のストライキを闘った動労千葉は、「労働運動の再生は、この時代に求められている最先端の変革」と訴えて闘い続ける。